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第3回目

最近のペットトラブル事情その(2)-2008.1.17更新-

前回のコラムで、ペットのトラブルを下記のような大まかな内容でご紹介しました。

(1) ペット購入時のトラブル
(2) 近隣トラブル
(3) 住居・マンション等のトラブル
(4) 動物病院でのトラブル
(5) トリミング・ペットホテルでのトラブル
(6) その他のトラブル

今回は(2)(3)のトラブルについてご紹介します。

(2)近隣トラブルで多いのが、「ペットの排泄物」についての悩みです。
散歩中に愛犬がフンをしたら持ち帰って家庭ごみとして処理するのが常識です。公園内や道端、もちろん草むらでもフンの処理は飼い主責任でしょう。ところがなかには、スコップだけ持参していて、散歩中のフンを土に埋めたり、川に流したりしている人もいます。土に埋めてもフンはなかなか土に返らず、土壌汚染の原因になりますし、川に流しても水質に影響が出ます。一番のマナー違反はそのままにして去る飼い主でしょう。このように、飼い主マナーが悪ければ周りの住民が迷惑に感じます。地域住民が不快な思いをしないように、ペットの飼養を心がけてほしいものです。

(3)住居・マンションでのトラブルで多いのが「鳴き声(騒音)」です。
犬に吠えるなと言うのは無理があります。しかし、しつけである程度は吠えていいとき悪い時を教えることは可能です。良く吠える犬種、そうでない犬種さまざまですが、愛犬の特性をよく知ったうえで適正なしつけを心がけてください。

このような近隣住民とのトラブルはなかなかトラブルというほど大きくなりにくいのが現状ですが、些細なことでも飼い主のマナー違反に対して不快に思っている方が多いと思われます。
「どうせウチだけじゃないし・・・」「ウチの子に限って大丈夫」 このような考えは捨てて、今一度「飼い主マナー」を再確認してみてはいかがでしょうか?

ペットの法務相談って何だ!あなたの身近に起きるトラブルを解決!

 ペットの法務相談。皆さんは、この言葉をご存知でしょうか。今回のペットにまつわるお話は、岡山で唯一ペットを専門にした法務相談をされている山中一馬さん(行政書士)にお話を伺いました。

 近年のペット人気の上昇とともに、対ペットショップ・ブリーダー・動物病院、個人間の売買、近隣住民との問題などペットに関するトラブルが相次いでいるとおっしゃる山中さん。こういったトラブルが皆さん自身に起きた時あなたなら、どうしますか? 弁護士に相談する、それも良いでしょう。ただその前に気軽に相談できる相手がいたらどうでしょうか、それが今回の法務相談です。

 行政書士は弁護士とは違い依頼者の代理人として相手方と交渉することはできませんが、トラブル回避のアドバイスや書類作成を通して適切な問題解決のサポートができます。そんな山中さんのもとには、日々ペットトラブルの相談が寄せられているそうです。「購入したペットに先天性の病気が発覚」「インターネットと見た目が違う」「リードが長すぎて道の角から飛び出した犬に驚いて、お年寄りが転倒した」など法務の立場から適切なアドバイスをしてくる頼れる存在、それが法務相談なのです。

山中一馬どうぶつ法務事務所

行政書士/愛玩動物飼養管理士/
動物法務協議会会員

山中一馬どうぶつ法務事務所

岡山市平福2-3-11

ペットトラブル相談・解決、ペットビジネス相談・サポート、各種契約書の作成、セミナーの講師や執筆活動など仕事は多岐にわたる。普段は、倉敷市笹沖にあるドッグハウス「ボーモンド」の店長としても活動中。

ご相談は、HPかメールアドレスへ
HP:http://www.office-kazu.com
(リニューアル中)
E-mail:animal-support@office-kazu.com


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