最近のペットトラブル事情その(2)-2008.1.17更新-
(1) ペット購入時のトラブル
(2) 近隣トラブル
(3) 住居・マンション等のトラブル
(4) 動物病院でのトラブル
(5) トリミング・ペットホテルでのトラブル
(6) その他のトラブル
今回は(2)と(3)のトラブルについてご紹介します。
(2)近隣トラブルで多いのが、「ペットの排泄物」についての悩みです。
散歩中に愛犬がフンをしたら持ち帰って家庭ごみとして処理するのが常識です。公園内や道端、もちろん草むらでもフンの処理は飼い主責任でしょう。ところがなかには、スコップだけ持参していて、散歩中のフンを土に埋めたり、川に流したりしている人もいます。土に埋めてもフンはなかなか土に返らず、土壌汚染の原因になりますし、川に流しても水質に影響が出ます。一番のマナー違反はそのままにして去る飼い主でしょう。このように、飼い主マナーが悪ければ周りの住民が迷惑に感じます。地域住民が不快な思いをしないように、ペットの飼養を心がけてほしいものです。
(3)住居・マンションでのトラブルで多いのが「鳴き声(騒音)」です。
犬に吠えるなと言うのは無理があります。しかし、しつけである程度は吠えていいとき悪い時を教えることは可能です。良く吠える犬種、そうでない犬種さまざまですが、愛犬の特性をよく知ったうえで適正なしつけを心がけてください。
このような近隣住民とのトラブルはなかなかトラブルというほど大きくなりにくいのが現状ですが、些細なことでも飼い主のマナー違反に対して不快に思っている方が多いと思われます。
「どうせウチだけじゃないし・・・」「ウチの子に限って大丈夫」 このような考えは捨てて、今一度「飼い主マナー」を再確認してみてはいかがでしょうか?