Loading...
ステップハウス トップ注文住宅岡山の注文住宅ペットの法務相談 > 第58回 愛犬の食餌管理シリーズ(4) 〜手作り食の落とし穴〜
第58回目

愛犬の食餌管理シリーズ(4) 〜手作り食の落とし穴〜-2013.5.10更新-

食の安全性が叫ばれている世の中。愛するペットにも安心安全な食材で食餌管理をしたいという飼い主様が非常に増えています。
その証拠に「無添加」「無着色」「防腐剤不使用」などの限りなく自然の状態に近いフードやおやつ(いわゆる自然食)がペットショップでも多く販売されるようになりました。自然食は一般的なフードよりも価格が高く、日持ちがしませんがそれだけ品質は高いものとなっております。
また、書店に行けば「手作り食レシピ」なるものが多く並ぶようになりました。
これも飼い主の安心安全志向の上昇を表していると思います。
手作り食については、栄養のバランスが良く、体質に合えば最高だと思います。
しかしながら作るのに手間暇が必要で、長い目で見た栄養のバランスを計算しながら作り続けることは非常に困難です。そういう意味でも品質の良い市販フードに頼りたいところです。

食餌の全てを手作りにすることは困難であっても、信頼できる市販フード(総合栄養食)をベースにして、愛犬の好みで食材のトッピングをしてあげることには賛成です。ドライフードにお湯を混ぜるだけでも嗜好性(食いつき)は増しますし、水分補給につながります。
愛犬が喜んで食餌をする内容を各々知っておいて頂きたいですね。ただ、トッピングするにしても落とし穴があります!
我々が食べるカレーライスの具はにんじんやジャガイモなどの野菜がゴロゴロしていて味も見た目も美味しそうですよね?
では、犬や猫などのペットにしてみてはどうでしょうか?
人のように咀嚼(そしゃく:噛む)回数が少ないのですから、見た目に美味しそうということより、食べやすく消化が良い状態を優先してあげてください。野菜をトッピングするならばしっかりと火を通し(茹でる)、ミキサーなどで粉砕したものをあげましょう。トッピングの量は少量で結構。フードより多くなることは論外です。

食餌は良質なドライフードに好みでトッピング。
これを基本として続けてみてはいかがでしょうか?

ペットの法務相談って何だ!あなたの身近に起きるトラブルを解決!

 ペットの法務相談。皆さんは、この言葉をご存知でしょうか。今回のペットにまつわるお話は、岡山で唯一ペットを専門にした法務相談をされている山中一馬さん(行政書士)にお話を伺いました。

 近年のペット人気の上昇とともに、対ペットショップ・ブリーダー・動物病院、個人間の売買、近隣住民との問題などペットに関するトラブルが相次いでいるとおっしゃる山中さん。こういったトラブルが皆さん自身に起きた時あなたなら、どうしますか? 弁護士に相談する、それも良いでしょう。ただその前に気軽に相談できる相手がいたらどうでしょうか、それが今回の法務相談です。

 行政書士は弁護士とは違い依頼者の代理人として相手方と交渉することはできませんが、トラブル回避のアドバイスや書類作成を通して適切な問題解決のサポートができます。そんな山中さんのもとには、日々ペットトラブルの相談が寄せられているそうです。「購入したペットに先天性の病気が発覚」「インターネットと見た目が違う」「リードが長すぎて道の角から飛び出した犬に驚いて、お年寄りが転倒した」など法務の立場から適切なアドバイスをしてくる頼れる存在、それが法務相談なのです。

山中一馬どうぶつ法務事務所

行政書士/愛玩動物飼養管理士/
動物法務協議会会員

山中一馬どうぶつ法務事務所

岡山市平福2-3-11

ペットトラブル相談・解決、ペットビジネス相談・サポート、各種契約書の作成、セミナーの講師や執筆活動など仕事は多岐にわたる。普段は、倉敷市笹沖にあるドッグハウス「ボーモンド」の店長としても活動中。

ご相談は、HPかメールアドレスへ
HP:http://www.office-kazu.com
(リニューアル中)
E-mail:animal-support@office-kazu.com


記事一覧