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第56回目

愛犬の食餌管理シリーズ(2) 〜ドッグフードの安全性〜-2013.3.8更新-

前回のお話の中で、
「フードの品質と価格は比例している傾向にある」と申しました。一概にドッグフード(ドライタイプ)と言っても、売り場に行くと価格の差に驚かれるのではないでしょうか? ホームセンター等では比較的安価でお手頃な「レギュラーフード」が、専門店では上級品の「プレミアムフード」が陳列されています。(これらの「一般食」と差別化され、治療や予防を目的とした「療養食」は動物病院にあります)

では何が違うのでしょうか? 申し上げた通り、ほとんどの場合「金額の差」は「品質の差」です。
あまりに安いドッグフードにはワケがある可能性が高いと言ってよいでしょう。
その「ワケ」とはいったい何か。

ドッグフードのメーカーはコストを下げるために「小麦粉」「トウモロコシ」「肉」「油脂」などの原料を安価で輸入しフードを製造したいのが本音です。
一番気を付けたいのが「肉」です。人用には使用不可の肉、いわゆる「4Dミート」や、廃棄されるはずの肉副産物(骨、内蔵、便が入ったままの腸など)も表記上は「肉」となります。
原料コストの削減により商品価格も下げることができます。それにより食事にこだわりのない消費者(飼い主)に支持されやすくなります。では「高い物(プレミアムフード)なら安全か?」と言われれば、一概に「そうです」とは言えませんが、「粗悪な原料を使用している可能性は低い」とは言えます。
明確に「人が食べられる品質の肉」を使用していると宣言している場合を除き、実際のところドッグフードにあまり上等な素材は使用されていません。

以上、品質について簡単に述べましたが、品質にはある程度こだわっていただきたいとは思います。
しかしながら、食べるのはワンコですので、ワンコが好まない、食べたら調子が悪くなるなどの不安を押し切ってまで「飼い主が考える最高のフード」を押し付けるのもいかがなものかと思います。
同じなら食餌は「安心・安全」なものを「喜んで」食べてもらいたいですよね。

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山中一馬どうぶつ法務事務所

行政書士/愛玩動物飼養管理士/
動物法務協議会会員

山中一馬どうぶつ法務事務所

岡山市平福2-3-11

ペットトラブル相談・解決、ペットビジネス相談・サポート、各種契約書の作成、セミナーの講師や執筆活動など仕事は多岐にわたる。普段は、倉敷市笹沖にあるドッグハウス「ボーモンド」の店長としても活動中。

ご相談は、HPかメールアドレスへ
HP:http://www.office-kazu.com
(リニューアル中)
E-mail:animal-support@office-kazu.com


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