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第20回目

飼い主ができること【成長期(5)】「しつけについて・中編」-2010.3.12更新-


「しつけが上手くいかない…」と悩める飼い主さんに贈る「もっと基本的なことを見直そう」的なコラムの中編です。今回は「愛犬のおねだり対処法」を伝授します。

家族で食事をしている時、家族団欒の時、外出前など、何かワンコが吠えて訴えかけてくること…ありますよね?何かを要求しているのだけれど、伝わらないから余計に鳴く。「あ〜、うるさい!」と思って、ついつい相手にしてしまう。心当たりありませんか?
それが悪いとは言いません。何かの異常で訴えかけていることもあるからです。ただし、必要以上のおねだりやわがままの場合、しっかりと対策を打たなければなりません。

家族の中で、一人だけワンコのおねだりに甘い人がいるとしましょう。日頃、他の家族の方は意識しておねだり対策をしているのに、一人だけそれをしていない。要するに家族内でおねだり対策の統一が出来ていない状態です。
この場合、一人が甘やかした行為によって、ワンコの要求はどんどんエスカレートしていくことが予想されます。「ずっと吠えていたら誰かがかまってくれる」と思い、ひたすらおねだりするようになる傾向が強いです。そうならないためにも、家族全員が徹底しておねだり対策をする必要があります。
代表的な例で言えば「完全無視」をする。無視されることは、ワンコにとってかなりのダメージを与えることになりますので、しつけの上では効果が大きいとされます。無視をしていても、チラチラとワンコと目を合わせたり、たまに手を出したりしてしまえば、ワンコは「もう少しで相手してくれる」と思い、最後の頑張りを出します。おねだりはまだまだおさまらないことが多いのです。テクニックとして、完全に背を向けるとか、立ち去るとかですね。
また、日によって無視したり、構ったりと、飼い主の気分でおねだり対策をするのも良くありません。ワンコが混乱して、しつけどころかストレスを感じるようになります。注意してください。

「可愛そう、ついつい・・・」と言う意見も良く聞きます。本当にワンコのしつけをしっかりつけて、ワンコのためを思うならば、時には心を鬼にすることも必要ですよ。

次回もしつけについての続きをお話します。

ペットの法務相談って何だ!あなたの身近に起きるトラブルを解決!

 ペットの法務相談。皆さんは、この言葉をご存知でしょうか。今回のペットにまつわるお話は、岡山で唯一ペットを専門にした法務相談をされている山中一馬さん(行政書士)にお話を伺いました。

 近年のペット人気の上昇とともに、対ペットショップ・ブリーダー・動物病院、個人間の売買、近隣住民との問題などペットに関するトラブルが相次いでいるとおっしゃる山中さん。こういったトラブルが皆さん自身に起きた時あなたなら、どうしますか? 弁護士に相談する、それも良いでしょう。ただその前に気軽に相談できる相手がいたらどうでしょうか、それが今回の法務相談です。

 行政書士は弁護士とは違い依頼者の代理人として相手方と交渉することはできませんが、トラブル回避のアドバイスや書類作成を通して適切な問題解決のサポートができます。そんな山中さんのもとには、日々ペットトラブルの相談が寄せられているそうです。「購入したペットに先天性の病気が発覚」「インターネットと見た目が違う」「リードが長すぎて道の角から飛び出した犬に驚いて、お年寄りが転倒した」など法務の立場から適切なアドバイスをしてくる頼れる存在、それが法務相談なのです。

山中一馬どうぶつ法務事務所

行政書士/愛玩動物飼養管理士/
動物法務協議会会員

山中一馬どうぶつ法務事務所

岡山市平福2-3-11

ペットトラブル相談・解決、ペットビジネス相談・サポート、各種契約書の作成、セミナーの講師や執筆活動など仕事は多岐にわたる。普段は、倉敷市笹沖にあるドッグハウス「ボーモンド」の店長としても活動中。

ご相談は、HPかメールアドレスへ
HP:http://www.office-kazu.com
(リニューアル中)
E-mail:animal-support@office-kazu.com


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