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第64回目

屋外で犬を飼おう! vol.4-2014.1.10更新-

屋外飼養シリーズも今回で最終回。最後は「暑い&寒い時季の注意点」を確認します。

【夏季】
例年の異常気象で年々暑さが厳しくなっています。この時季に一番気をつけなければならないのはやはり「熱中症」。体温調節が得意不得意は犬の種類に寄りますが、比較的暑さに強い犬種でも熱中症にかかる時代ですので、注意しすぎるくらいでちょうど良いかもしれません。
屋外飼養の場合、
・日中日陰が出来る場所があるか
・通気が良い場所かどうか
・安らげる場所の温湿度はどの程度か
を把握しておく必要があります。
日陰ができる場所があっても、風通しが悪かったり、水たまりになっていたりすると犬はその場を好みません。
また太陽の位置により影の位置や大きさは変わりますから、気がついたら直射日光にさらされていたという場合もあります。
小屋の内部だと直射は避けられますが、湿度が高かったり地熱が直接伝わるような作りだと熱中症になり易いものです。一日を通して犬が快適に過ごせているかを確認する必要があります。

【冬季】
犬は比較的寒さに強い種類が多いものですが、短毛種、子犬や老犬は寒さを苦手とします。寒いとすぐに暖房を考えがちですが、まずは寒さの原因を取り除くことから始めます。
・寒風が入らないようにする
・地面からの冷気を遮断する
これだけでもかなり暖かく感じます。これに加える形で、いらなくなった毛布を小屋へ入れておくとか、ペット用のヒーター等を使用すると良いでしょう。
ただし、ヒーターなどの電気器具はコードをかじって感電する恐れがありますので、いたずらしそうな子には不向きです。毛布もずっと小屋に入れっぱなしにしていると不衛生ですし、保温効果が低下しますので、天気の良い日は洗って干し、いつも清潔なものを使用しましょう。また飲み水も凍りやすいのでまめに交換しましょう。
シリーズの最初に申しましたが、屋外飼養の場合は室内飼養より人の管理が行き届きにくい傾向にあります。異常を感じたら早めに対策をし、楽しいペットライフにしてくださいね。

ペットの法務相談って何だ!あなたの身近に起きるトラブルを解決!

 ペットの法務相談。皆さんは、この言葉をご存知でしょうか。今回のペットにまつわるお話は、岡山で唯一ペットを専門にした法務相談をされている山中一馬さん(行政書士)にお話を伺いました。

 近年のペット人気の上昇とともに、対ペットショップ・ブリーダー・動物病院、個人間の売買、近隣住民との問題などペットに関するトラブルが相次いでいるとおっしゃる山中さん。こういったトラブルが皆さん自身に起きた時あなたなら、どうしますか? 弁護士に相談する、それも良いでしょう。ただその前に気軽に相談できる相手がいたらどうでしょうか、それが今回の法務相談です。

 行政書士は弁護士とは違い依頼者の代理人として相手方と交渉することはできませんが、トラブル回避のアドバイスや書類作成を通して適切な問題解決のサポートができます。そんな山中さんのもとには、日々ペットトラブルの相談が寄せられているそうです。「購入したペットに先天性の病気が発覚」「インターネットと見た目が違う」「リードが長すぎて道の角から飛び出した犬に驚いて、お年寄りが転倒した」など法務の立場から適切なアドバイスをしてくる頼れる存在、それが法務相談なのです。

山中一馬どうぶつ法務事務所

行政書士/愛玩動物飼養管理士/
動物法務協議会会員

山中一馬どうぶつ法務事務所

岡山市平福2-3-11

ペットトラブル相談・解決、ペットビジネス相談・サポート、各種契約書の作成、セミナーの講師や執筆活動など仕事は多岐にわたる。普段は、倉敷市笹沖にあるドッグハウス「ボーモンド」の店長としても活動中。

ご相談は、HPかメールアドレスへ
HP:http://www.office-kazu.com
(リニューアル中)
E-mail:animal-support@office-kazu.com


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