高齢ペットの飼養管理⑦-2016.2.12更新-
「高齢ペット介護」は、体調管理や疾病予防など、どんなに気をつけていても必要になる場合があります。
飼養環境の向上によりペットの寿命が延びていることもあり、ペットの介護は身近な問題になっています。
愛するペットのために何とかしてあげたいと思い過ぎると飼養者に負担がかかるので、無理せず継続できる介護方法を
家族など協力者で手分けをして行えるようにルールを決めましょう。
【ペット介護の掟 3か条】
①なるべく多くの協力者で手分けをする!
介護が必要になった場合、より手厚いものをしてあげるためには一人の負担を減らし、ペットの最期まで継続させることが最重要。
「愛するペットのために出来ることをしてあげたい」と思うなら、協力者と分担すること! 家族はもちろん友人や知人、かかりつけの獣医師は心強いパートナーですよね。
②無理の無い範囲で出来ることをする!
介護は多くの時間と費用がかかります。もちろん何かを犠牲にすることはあると思いますが、とにかく一定の介護を継続させるためには無理は禁物。
人や本からの情報はあくまでも参考程度に。
気負いは禁物。それでもしてあげたいのなら手分けをしましょう。
③介護用品は出来るだけ身近にあるもので代用を!
介護用のベッドやサークルなど、介護用品は高額なものが多く、また排泄などで汚れやすいのでベッドが消耗品になることも…。
また市販されている介護用品がペットには合わない場合や、トイレシーツやおむつなどの消耗品費もかなりのもの。
手が掛からない範囲で、介護用品は身近な物で代用すると良いでしょう。
食事や排泄、寝たきりや投薬など多くの場面で介護が必要になります。
次回からは比較的簡単に行える介護方法を紹介します!