シーズン到来! 熱中症&夏バテ対策-2015.7.10更新-
太陽ギラギラの夏本番を控え、ただ今梅雨時期真っ最中。気温はそれほど上昇していなくても、高湿度は倦怠感を引き起こしますよね。
それはペットたちも同じ。…いや、むしろペットたちの方が梅雨によるダメージは大きいかもしれません。
犬は人と違い汗腺が少なく、口でハァハァすることで体温調整をしています。
そのため、湿度の高い日は口内粘膜から水分を気化させにくく、体温が上昇しやすいのです。特にこの季節、高温多湿が続くと、バテたり熱中症になったりしやすいのです。
「気温が高くない日でも熱中症になるの?」と思われた方、
実はこの時期でも先ほどの理由から耐熱放出が出来ない場合は熱中症の症状が見られます。油断が出来ない季節が「梅雨」なんですね。
熱中症にかかった場合の初期症状は、
・体温が40度を超える
・呼吸が荒い
・よだれが多くなる
・足元がふらふらする
などです。
特に体温が41度を超えた状態かつ過呼吸状態が続くと、10~20分ほどで死に至ると言われているため、水で濡らしたタオルで包み、風を当てるなどして体温を下げるなどの応急処置を行い、症状があまり改善されないようであれば獣医師による診察が必要です。応急処置で氷や氷水を使用すると、温度差によりショック症状が出る場合があるので注意!
頭や首、脇の下、股関節など動脈が近く、心臓から遠い場所を冷やすと効果的です。
これからの季節、暑さ対策として冷却グッズもショップなどに多数ありますが、比較的安価(~1000円程度)で購入でき、効果的なアイテムがホームセンターにあります。
それが「御影石のボード」ペット用に流用するのです。園芸コーナーなどにある御影石は薄くて丈夫でしかも安い!
夏用にひんやりマットをお考えでしたら、ホームセンターで一度確認してみてからにしてはいかがでしょうか?