ペットのストレスケアシリーズ①-2014.2.14更新-
実はペットも同じなんです。ペットの家族化が進み、人とペットの距離が近くなった今では、ちょっとしたことでストレスを感じてしまう子が急増している現状なのです。例えば家族で大ゲンカした時に大声を上げたとします。もちろんケンカの当事者同士はイライラのピークでしょうが、実はそのケンカを見て聞いているペットたちも平常心では居られないのです。落ち着いて寝ているように見えても実は心拍数がいつもより多いもの。ペットもいわゆる「とばっちり」を受けているようですね。
人はペットに比べて自由が多いのでストレスと上手に付き合いやすいですが、比較的自由の少ないペットたちは人の手を借りなければストレスを上手くコントロールできません。そんな「ペットのストレス」を見ていきましょう。
◆ペットのストレスチェック項目
主に次のようなことでストレスを感じているペットが多いとされています。心当たりがあるかどうかご確認を!
【精神的ストレス】
□引っ越しなどによる環境の変化
□家族構成の変化(出産など)
□ペットの追加
□留守番時間が長くなった
□リフォームなどの長期工事
□散歩の時間や回数が減った
□暑さ寒さ対策が不十分
□家庭内での大きな音や声
□慣れない場所での長期生活
□睡眠時間やリズムの変化
【肉体的ストレス】
□運動量や時間の減少
□人や動物などから受ける脅威
□食事に対する満足が少ない
□痛みやかゆみ(疾患など)
□無理な運動や訓練
□希望通りに排泄ができない
一部ですが、心当たりはありましたか? 人と共存する上では完全には取り除けませんが、長時間・長期間のストレス状態を何とかしてやることはできるかもしれません。人が感じるストレスは実は知らず知らずのうちにペットも感じていると気づきますね。次回はペットのストレスサインについてです。