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第65回目

ペットのストレスケアシリーズ①-2014.2.14更新-

人間社会では当たり前のように使われるようになった「ストレス」という言葉。「肉体的・精神的ショックによって起こる緊張や心身のひずみ、心の刺激」を意味するいわば現代病の一つ。感じやすい人、そうでない人、上手く解消できる人とそうでない人…様々と思います。
実はペットも同じなんです。ペットの家族化が進み、人とペットの距離が近くなった今では、ちょっとしたことでストレスを感じてしまう子が急増している現状なのです。例えば家族で大ゲンカした時に大声を上げたとします。もちろんケンカの当事者同士はイライラのピークでしょうが、実はそのケンカを見て聞いているペットたちも平常心では居られないのです。落ち着いて寝ているように見えても実は心拍数がいつもより多いもの。ペットもいわゆる「とばっちり」を受けているようですね。
人はペットに比べて自由が多いのでストレスと上手に付き合いやすいですが、比較的自由の少ないペットたちは人の手を借りなければストレスを上手くコントロールできません。そんな「ペットのストレス」を見ていきましょう。
◆ペットのストレスチェック項目
主に次のようなことでストレスを感じているペットが多いとされています。心当たりがあるかどうかご確認を!
【精神的ストレス】
□引っ越しなどによる環境の変化
□家族構成の変化(出産など)
□ペットの追加
□留守番時間が長くなった
□リフォームなどの長期工事
□散歩の時間や回数が減った
□暑さ寒さ対策が不十分
□家庭内での大きな音や声
□慣れない場所での長期生活
□睡眠時間やリズムの変化
【肉体的ストレス】
□運動量や時間の減少
□人や動物などから受ける脅威
□食事に対する満足が少ない
□痛みやかゆみ(疾患など)
□無理な運動や訓練
□希望通りに排泄ができない
一部ですが、心当たりはありましたか? 人と共存する上では完全には取り除けませんが、長時間・長期間のストレス状態を何とかしてやることはできるかもしれません。人が感じるストレスは実は知らず知らずのうちにペットも感じていると気づきますね。次回はペットのストレスサインについてです。

ペットの法務相談って何だ!あなたの身近に起きるトラブルを解決!

 ペットの法務相談。皆さんは、この言葉をご存知でしょうか。今回のペットにまつわるお話は、岡山で唯一ペットを専門にした法務相談をされている山中一馬さん(行政書士)にお話を伺いました。

 近年のペット人気の上昇とともに、対ペットショップ・ブリーダー・動物病院、個人間の売買、近隣住民との問題などペットに関するトラブルが相次いでいるとおっしゃる山中さん。こういったトラブルが皆さん自身に起きた時あなたなら、どうしますか? 弁護士に相談する、それも良いでしょう。ただその前に気軽に相談できる相手がいたらどうでしょうか、それが今回の法務相談です。

 行政書士は弁護士とは違い依頼者の代理人として相手方と交渉することはできませんが、トラブル回避のアドバイスや書類作成を通して適切な問題解決のサポートができます。そんな山中さんのもとには、日々ペットトラブルの相談が寄せられているそうです。「購入したペットに先天性の病気が発覚」「インターネットと見た目が違う」「リードが長すぎて道の角から飛び出した犬に驚いて、お年寄りが転倒した」など法務の立場から適切なアドバイスをしてくる頼れる存在、それが法務相談なのです。

山中一馬どうぶつ法務事務所

行政書士/愛玩動物飼養管理士/
動物法務協議会会員

山中一馬どうぶつ法務事務所

岡山市平福2-3-11

ペットトラブル相談・解決、ペットビジネス相談・サポート、各種契約書の作成、セミナーの講師や執筆活動など仕事は多岐にわたる。普段は、倉敷市笹沖にあるドッグハウス「ボーモンド」の店長としても活動中。

ご相談は、HPかメールアドレスへ
HP:http://www.office-kazu.com
(リニューアル中)
E-mail:animal-support@office-kazu.com


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