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第63回目

屋外で犬を飼おう! vol.3-2013.12.13更新-

屋外飼養の場合、室内よりも人の目が届きにくい分、しっかりとした飼養環境のチェックが必要になります。今回は屋外(庭)飼養で注意するポイントを挙げていきたいと思います。
1.フェンス、柵
庭や自宅を囲むフェンスや柵に犬が足を引っ掛けて脱走したり、隙間から鼻を出したりしてご近所さんや通行人に噛んだり威嚇したりなどの迷惑行為にならないかをチェックしてください。
また、フェンス周りの地盤が緩いものだと暇を見つけては掘り進めて脱走につながる恐れもあります。
庭の隅など犬が好んでよく行く場所は特に定期的なチェックを!
2.ガーデニングや家庭菜園
素敵な庭を演出してくれるガーデニングや、最近増えてきた家庭菜園。花壇や菜園を犬が荒らすだけなら「コラッ!」で済みますが、誤食により中毒症状を引き起こすと厄介なものも…。植物にせよ野菜にせよ、犬の誤食が無い様に配慮が必要です。
3.物置、倉庫
保管物は犬からしたら格好のおもちゃに見えるかもしれません。さらに倉庫や物置は死角になりやすい所ですから気が付いたときには遅かったということも…。
防水にとナイロンで覆ったものをビリビリに破り、中の物を破壊したり、イタズラを進めていくとクギが飛び出すようなものであったり…。農機具などの危険なものや殺虫剤などの毒性があるものは特に保管に配慮が必要です。
イタズラをする犬は悪くありません。イタズラをさせてしまった飼い主の過失責任です!
4.水たまり
庭に水たまりが出来ていてもそのうち乾燥して無くなるものですが、意外と放置されてしまいがちなのが「バケツなどの容器に溜まった汚水」です。汚水は衛生的に良くないだけでなく、夏場は蚊の発生源となりフィラリア症を助長しかねませんので見つけたら早い段階で処理し、なるべく雨水などが溜まらないように配慮してください。安全対策をしているようで実は危険がいっぱいだったりする庭環境。
次回は「暑い&寒い時季の飼養ポイント」の予定です。

ペットの法務相談って何だ!あなたの身近に起きるトラブルを解決!

 ペットの法務相談。皆さんは、この言葉をご存知でしょうか。今回のペットにまつわるお話は、岡山で唯一ペットを専門にした法務相談をされている山中一馬さん(行政書士)にお話を伺いました。

 近年のペット人気の上昇とともに、対ペットショップ・ブリーダー・動物病院、個人間の売買、近隣住民との問題などペットに関するトラブルが相次いでいるとおっしゃる山中さん。こういったトラブルが皆さん自身に起きた時あなたなら、どうしますか? 弁護士に相談する、それも良いでしょう。ただその前に気軽に相談できる相手がいたらどうでしょうか、それが今回の法務相談です。

 行政書士は弁護士とは違い依頼者の代理人として相手方と交渉することはできませんが、トラブル回避のアドバイスや書類作成を通して適切な問題解決のサポートができます。そんな山中さんのもとには、日々ペットトラブルの相談が寄せられているそうです。「購入したペットに先天性の病気が発覚」「インターネットと見た目が違う」「リードが長すぎて道の角から飛び出した犬に驚いて、お年寄りが転倒した」など法務の立場から適切なアドバイスをしてくる頼れる存在、それが法務相談なのです。

山中一馬どうぶつ法務事務所

行政書士/愛玩動物飼養管理士/
動物法務協議会会員

山中一馬どうぶつ法務事務所

岡山市平福2-3-11

ペットトラブル相談・解決、ペットビジネス相談・サポート、各種契約書の作成、セミナーの講師や執筆活動など仕事は多岐にわたる。普段は、倉敷市笹沖にあるドッグハウス「ボーモンド」の店長としても活動中。

ご相談は、HPかメールアドレスへ
HP:http://www.office-kazu.com
(リニューアル中)
E-mail:animal-support@office-kazu.com


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