屋外で犬を飼おう! vol.2-2013.11.8更新-
?犬の飼養経験
?庭の広さ、飼養スペース
?家族構成及び家族の理解
?ご近所に対する配慮
?飼養することの理解
を挙げました。今回は?以下の項目についてお話をいたします。
?家族構成及び家族の理解
屋外犬として推奨される犬種のほとんどが体重が10kg以上の中・大型犬です。体重だけでなく体格が大きいのが特徴となりますので、散歩が必要なことは言うまでもありませんが、散歩中に飼い主が受ける力も小型犬より大きく、油断すると制動がきかないこともあります。
特に小さいお子様やお年寄りには注意が必要です。
遊んでほしいとジャレて来た時に犬に押し倒されることも。
またお子様の身長などから顔や頭に怪我を負う場合もあります。
犬は悪気がありませんので飼い主としてそのような危険も考慮した犬種選びが必要になります。
?ご近所に対する配慮
屋外犬の住民トラブルとして多いものに「臭い」と「鳴き声(騒音)」が挙げられます。
臭いについては排せつ物や犬自体から出る臭い、犬小屋の臭いなどです。特に気温が高くなる時期は相談件数が多くなるようで、飼養者として管理をしなければなりません。
鳴き声については体格差にもよりますが、大型になればそれだけ声も大きくなりますので、無駄吠えが無いようにしつけを徹底し、
「鳴く=何かを訴えかけている」という理解のもとに接する必要があります。
「飼い始めてからよく鳴く犬種だとわかった…」
という後悔が無いようにご近所のことを考慮して選ぶ必要があります。
?飼養することの理解
飼養を開始してから「こんなはずだとは思わなかった」と後悔しても後の祭り…
飼養開始前から犬種としての特性をしっかり理解しておくことが大切です。(性格は個体差がありますから受け入れる寛容さが必要です)
・運動量はどのくらい必要か
・特定の病気になりやすい種類かどうか
・定期的なトリミング(被毛のカット)やシャンプーが必要かどうか
・年間でおおよそどの程度の費用がかかるのか
など、最期まで飼養するための心構えをご家族全員で話し合い、飼養に際してのルールを作り、それを守ることで充実したペットライフが楽しめます。
次回は「屋外犬を飼うためのポイントと注意点」をお話しいたします。