愛犬の食餌管理シリーズ(1) 〜愛犬の食餌事情〜-2013.2.1更新-
残したご飯に味噌汁…いわゆる「味噌汁かけご飯(猫まんま)」です。
こんなものでも美味しそうに食べる姿は今でも忘れられません。
今の時代、飼い犬にそんなご飯あげている人はほとんどいませんよね?
それだけペット専用の食事が流通している証拠です。
価格や品質に差はありますが、今やホームセンターやスーパー、コンビニでも手軽にペットフードは購入できます。
市販のペットフードのほとんどに「総合栄養食」の表示があり、これは犬や猫が必要とする栄養素をすべて含み、そのフードと新鮮な水を一緒に与えるだけで健康を維持することができるように、理想的な栄養バランスに調整されているものを言います。
つまり、猫まんまのような栄養が偏った食事ではなく、簡単に栄養バランスがとれた食事を与えることができるもの、それがドライフードをはじめとした「総合栄養食」なのです。
一昔前までは犬の寿命は10年と言われてきました。それが獣医療の進歩と総合栄養食の普及で小型の場合12〜15年が平均寿命と言われています。
いまや総合栄養食無しでは健康を維持しながらペットを飼うことは困難でしょう。
「どのフードを選んだらいいの?」
フードの種類が多すぎてどれを選んだら良いのかわからない方が多いのでは?
「ブリーダーさんのところで使っていたから」
「食付きの良いフードだから」
「価格が手頃だから」
「○○犬専用と書かれているから」
など、今のドッグフードを選んだきっかけは人それぞれ。どのフードもそれなりに良いフードだと思いますが、食べ物を変えるだけでがらっと体質が変わったり毛艶が良くなったり目の輝きが違ってきたり…。
「フードの価格と品質は比例している傾向にある」
全てに言えることではありませんが、ほとんどの場合に言えることだと思っています。