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第55回目

愛犬の食餌管理シリーズ(1) 〜愛犬の食餌事情〜-2013.2.1更新-

今から20年以上前、僕が小学生の頃、自宅に野良犬が寄り付いていました。借家だったので飼うことはできませんでしたが、腹が減ったらウチへ戻ってくるので、飼養しているかのようで楽しかったです。与えるものといえば、夕食の残り物。
残したご飯に味噌汁…いわゆる「味噌汁かけご飯(猫まんま)」です。
こんなものでも美味しそうに食べる姿は今でも忘れられません。
今の時代、飼い犬にそんなご飯あげている人はほとんどいませんよね?
それだけペット専用の食事が流通している証拠です。
価格や品質に差はありますが、今やホームセンターやスーパー、コンビニでも手軽にペットフードは購入できます。
市販のペットフードのほとんどに「総合栄養食」の表示があり、これは犬や猫が必要とする栄養素をすべて含み、そのフードと新鮮な水を一緒に与えるだけで健康を維持することができるように、理想的な栄養バランスに調整されているものを言います。
つまり、猫まんまのような栄養が偏った食事ではなく、簡単に栄養バランスがとれた食事を与えることができるもの、それがドライフードをはじめとした「総合栄養食」なのです。
一昔前までは犬の寿命は10年と言われてきました。それが獣医療の進歩と総合栄養食の普及で小型の場合12〜15年が平均寿命と言われています。
いまや総合栄養食無しでは健康を維持しながらペットを飼うことは困難でしょう。
「どのフードを選んだらいいの?」
フードの種類が多すぎてどれを選んだら良いのかわからない方が多いのでは?
「ブリーダーさんのところで使っていたから」
「食付きの良いフードだから」
「価格が手頃だから」
「○○犬専用と書かれているから」
など、今のドッグフードを選んだきっかけは人それぞれ。どのフードもそれなりに良いフードだと思いますが、食べ物を変えるだけでがらっと体質が変わったり毛艶が良くなったり目の輝きが違ってきたり…。
「フードの価格と品質は比例している傾向にある」
全てに言えることではありませんが、ほとんどの場合に言えることだと思っています。

ペットの法務相談って何だ!あなたの身近に起きるトラブルを解決!

 ペットの法務相談。皆さんは、この言葉をご存知でしょうか。今回のペットにまつわるお話は、岡山で唯一ペットを専門にした法務相談をされている山中一馬さん(行政書士)にお話を伺いました。

 近年のペット人気の上昇とともに、対ペットショップ・ブリーダー・動物病院、個人間の売買、近隣住民との問題などペットに関するトラブルが相次いでいるとおっしゃる山中さん。こういったトラブルが皆さん自身に起きた時あなたなら、どうしますか? 弁護士に相談する、それも良いでしょう。ただその前に気軽に相談できる相手がいたらどうでしょうか、それが今回の法務相談です。

 行政書士は弁護士とは違い依頼者の代理人として相手方と交渉することはできませんが、トラブル回避のアドバイスや書類作成を通して適切な問題解決のサポートができます。そんな山中さんのもとには、日々ペットトラブルの相談が寄せられているそうです。「購入したペットに先天性の病気が発覚」「インターネットと見た目が違う」「リードが長すぎて道の角から飛び出した犬に驚いて、お年寄りが転倒した」など法務の立場から適切なアドバイスをしてくる頼れる存在、それが法務相談なのです。

山中一馬どうぶつ法務事務所

行政書士/愛玩動物飼養管理士/
動物法務協議会会員

山中一馬どうぶつ法務事務所

岡山市平福2-3-11

ペットトラブル相談・解決、ペットビジネス相談・サポート、各種契約書の作成、セミナーの講師や執筆活動など仕事は多岐にわたる。普段は、倉敷市笹沖にあるドッグハウス「ボーモンド」の店長としても活動中。

ご相談は、HPかメールアドレスへ
HP:http://www.office-kazu.com
(リニューアル中)
E-mail:animal-support@office-kazu.com


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