愛犬同伴の旅行(5)「車酔い克服法〜後編〜」-2012.9.14更新-
結論から言うと「慣れ」と「安心(不安を取り除く)」ことで克服できます!
諦めないで気長に見守ってあげてくださいね。では、前回からの続きです。
<2>車には乗ってくれるが、走り出すと落ち着かない場合
「車には自分から乗るのに、30分もしたら吐いてしまうんです」
車酔いまでの時間には個体差がありますが、このパターンも多いはず。こういう場合は【こまめに休憩をとる】ことが克服法です。
あくびをしたり落ち着きがなくなったりと、車酔いの前兆が出始めたら、一度車を止めて数分間の休憩をとります。
可能であれば外を散歩させてあげると、より気分転換になりますね。抱っこして外に連れ出すのも効果的です。
思うように目的地に着かないかもしれませんが、これで克服した子を多く知っていますから気長にいきましょうね。
◆車酔いを防ぐポイント◆
1.乗車前の飲食や空腹時の乗車は避けましょう。
食事をとってから2時間程空けるとよいとされています。逆に空腹すぎても酔いやすくなります。また、休憩時の給水はガブ飲みさせず数回舐める程度にします。
2.飼主さんの運転技術を磨きましょう
急発進、急ブレーキなどは犬も不安がりますし体が揺さぶられるので酔いやすくなります。運転者によっては犬が酔わない場合、運転手の技術に課題があるのかもしれません。
3.粗相をしても叱らないこと
犬も吐きたくて吐いているわけではありません。これを叱ってしまうと余計に萎縮し緊張状態に…。「しんどかったね。吐いてスッキリしてね」くらいの気持ちで接しましょう。