第48回目
愛犬同伴の旅行(3)「クレートが大好きな犬にしよう」-2012.7.13更新-
「クレート」
初めてこの言葉を聞くという方もおられるのでは? ケージともいいますが、今からお話しするものは犬を入れて持ち運ぶプラスチック製などのケース(写真右参照)のことです。
最近ではこのようなクレートだと「この中に犬がいます」ということが知られすぎて嫌という方が増え、ナイロンや布製の「キャリーバッグ」(写真左参照)も人気です。これだとファッション感覚が増し、犬連れな感じが少ないですよね。
旅行や外出時に電車や自動車を利用する際、クレートやキャリーバッグは必需品です。宿泊先ではその中で寝泊まりすることになりますからなおさらです。
よってクレートやキャリーバッグ内で留守番や長時間のステイができなければなりません。よって普段からトレーニングが必要になります。
難しいトレーニングではありません。外出時だけではなく普段からケージ以外にクレートやキャリーバッグに入る習慣を身につけるだけです。お仕置き時に閉じ込めたり、病院に行く時にだけ使用しているとクレートやキャリーが嫌になります。
クレート内におもちゃやおやつを入れ、自分から入って安心して休めるようにしておきましょう。
ペットの法務相談って何だ!あなたの身近に起きるトラブルを解決!
ペットの法務相談。皆さんは、この言葉をご存知でしょうか。今回のペットにまつわるお話は、岡山で唯一ペットを専門にした法務相談をされている山中一馬さん(行政書士)にお話を伺いました。
近年のペット人気の上昇とともに、対ペットショップ・ブリーダー・動物病院、個人間の売買、近隣住民との問題などペットに関するトラブルが相次いでいるとおっしゃる山中さん。こういったトラブルが皆さん自身に起きた時あなたなら、どうしますか? 弁護士に相談する、それも良いでしょう。ただその前に気軽に相談できる相手がいたらどうでしょうか、それが今回の法務相談です。
行政書士は弁護士とは違い依頼者の代理人として相手方と交渉することはできませんが、トラブル回避のアドバイスや書類作成を通して適切な問題解決のサポートができます。そんな山中さんのもとには、日々ペットトラブルの相談が寄せられているそうです。「購入したペットに先天性の病気が発覚」「インターネットと見た目が違う」「リードが長すぎて道の角から飛び出した犬に驚いて、お年寄りが転倒した」など法務の立場から適切なアドバイスをしてくる頼れる存在、それが法務相談なのです。