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第30回目

犬は寒さに強い!?-2011.1.14更新-


「イ〜ヌは喜び庭駆け回り…」と童謡「雪」に歌われるように、犬は寒さに強いんでしょうか?
「一概にそうとは言えません」と言っておきましょうか…(笑)
歌の中で言う「犬」は、おそらく外で飼われている日本犬と推測できます。
例えば「柴犬」のような日本犬は、被毛がダブルコート(二重被毛)になっていて、オーバーコート(長い毛)とアンダーコート(短い毛)の間に空気を含むことができるため、防寒になります。
そのかわり、気温が高くなるとアンダーコートがあると暑いので、換毛(毛が抜ける)するという訳です。なので、ダブルコートの犬たちは寒さには強いということになりますが、トイプードルなどのシングルコートの犬って実は寒さに弱いんですね。
例えばこのトイプードル。寒そうだからと言って服を着せる方が多いのですが、実はこれ、毛のもつれを促す行為なのであまりお勧めが出来ません。
毛がもつれると、トリミング(毛のカット)するときに、犬もトリマーさんも大変なんです。もちろん犬ももつれを取るのは痛いし、時間もかかりますのでストレスの原因に…。
毛のもつれをそのままにしておくと、衛生的にも良くありません。ですので、服を着せるのは散歩やお出かけのときだけにしておいて、家に帰ったら脱いでおくのがいいのです。
「寒がって震える」のであれば、暖房で室温を24度前後にするか、ペット用のヒーターを用意して防寒対策をしてみてください。
犬の震えは寒さよりも「緊張」からくることが多いようです。ですので、震えは寒さによるものなのか緊張によるものなのかを見極めることも重要でしょうね。
防寒対策は様々です。ワンコにあったものを見つけてくださいね。


ペットの法務相談って何だ!あなたの身近に起きるトラブルを解決!

 ペットの法務相談。皆さんは、この言葉をご存知でしょうか。今回のペットにまつわるお話は、岡山で唯一ペットを専門にした法務相談をされている山中一馬さん(行政書士)にお話を伺いました。

 近年のペット人気の上昇とともに、対ペットショップ・ブリーダー・動物病院、個人間の売買、近隣住民との問題などペットに関するトラブルが相次いでいるとおっしゃる山中さん。こういったトラブルが皆さん自身に起きた時あなたなら、どうしますか? 弁護士に相談する、それも良いでしょう。ただその前に気軽に相談できる相手がいたらどうでしょうか、それが今回の法務相談です。

 行政書士は弁護士とは違い依頼者の代理人として相手方と交渉することはできませんが、トラブル回避のアドバイスや書類作成を通して適切な問題解決のサポートができます。そんな山中さんのもとには、日々ペットトラブルの相談が寄せられているそうです。「購入したペットに先天性の病気が発覚」「インターネットと見た目が違う」「リードが長すぎて道の角から飛び出した犬に驚いて、お年寄りが転倒した」など法務の立場から適切なアドバイスをしてくる頼れる存在、それが法務相談なのです。

山中一馬どうぶつ法務事務所

行政書士/愛玩動物飼養管理士/
動物法務協議会会員

山中一馬どうぶつ法務事務所

岡山市平福2-3-11

ペットトラブル相談・解決、ペットビジネス相談・サポート、各種契約書の作成、セミナーの講師や執筆活動など仕事は多岐にわたる。普段は、倉敷市笹沖にあるドッグハウス「ボーモンド」の店長としても活動中。

ご相談は、HPかメールアドレスへ
HP:http://www.office-kazu.com
(リニューアル中)
E-mail:animal-support@office-kazu.com


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