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第21回目

飼い主ができること【成長期(6)】「しつけについて・後編」-2010.4.9更新-


犬のしつけは飼い主さんが頭を抱えることの一つです。思うように犬が言うことをきかないと、ついついカッとなってしまい無駄に叱ったり、手をあげたりしていませんか?
人の子もそうですが、褒めて伸ばすことが基本とされています。でも、ちょっと待って!家族の中で褒め方に温度差がありませんか?犬が良いことをした時の褒め方も、家族のひとりひとりがバラバラでは良くありません。褒め方を統一しないと犬にどんな影響があるのでしょうか?

基本的な褒め方としては、顔を優しくなでる程度でOKです。顔でなくても、愛犬が撫でられて喜ぶ場所ならそこでも良いでしょう。
よくありがちな間違った褒め方は、褒めることを通り越して犬の気分が盛り上がりすぎて興奮してしまうものです。これを繰り返し行ってしまうと、飼い主は「たくさん褒めたら犬も喜んでいる」と勘違いをし、犬も「褒められたら興奮したら良い」と思いがちです。

要するに犬を興奮させない程度の褒め方を統一させることが大切です。褒め方といっても「優しく撫でる」「視線を合わせて声で褒める」「おやつを与える」など方法はさまざま。屋外で褒める場合にも照れずにできる方法を家族全員で話し合って決めてくださいね。

【補足】
「しつけは厳しくするもの」という考えをお持ちの飼い主様もおられます。家族の中で、褒める人と厳しく叱る人と居たら統一することは難しくなります。冒頭でもお伝えしましたが、褒めることでしつけることが基本とされていますが、一概にどちらか良いとも言い難いところですので、犬種別専門書などを参考に、全員で統一できる方法を見つけてください。

ペットの法務相談って何だ!あなたの身近に起きるトラブルを解決!

 ペットの法務相談。皆さんは、この言葉をご存知でしょうか。今回のペットにまつわるお話は、岡山で唯一ペットを専門にした法務相談をされている山中一馬さん(行政書士)にお話を伺いました。

 近年のペット人気の上昇とともに、対ペットショップ・ブリーダー・動物病院、個人間の売買、近隣住民との問題などペットに関するトラブルが相次いでいるとおっしゃる山中さん。こういったトラブルが皆さん自身に起きた時あなたなら、どうしますか? 弁護士に相談する、それも良いでしょう。ただその前に気軽に相談できる相手がいたらどうでしょうか、それが今回の法務相談です。

 行政書士は弁護士とは違い依頼者の代理人として相手方と交渉することはできませんが、トラブル回避のアドバイスや書類作成を通して適切な問題解決のサポートができます。そんな山中さんのもとには、日々ペットトラブルの相談が寄せられているそうです。「購入したペットに先天性の病気が発覚」「インターネットと見た目が違う」「リードが長すぎて道の角から飛び出した犬に驚いて、お年寄りが転倒した」など法務の立場から適切なアドバイスをしてくる頼れる存在、それが法務相談なのです。

山中一馬どうぶつ法務事務所

行政書士/愛玩動物飼養管理士/
動物法務協議会会員

山中一馬どうぶつ法務事務所

岡山市平福2-3-11

ペットトラブル相談・解決、ペットビジネス相談・サポート、各種契約書の作成、セミナーの講師や執筆活動など仕事は多岐にわたる。普段は、倉敷市笹沖にあるドッグハウス「ボーモンド」の店長としても活動中。

ご相談は、HPかメールアドレスへ
HP:http://www.office-kazu.com
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E-mail:animal-support@office-kazu.com


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