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第15回目

犬との暮らし(2)キャッシュフローを考える-2009.10.9更新-


キャッシュフローを簡単にいえば「お金の流れ」

収支のバランスを考えた上でペットを家族に招き入れる。
この考えは非常に重要なことで、後になって
「こんなに費用がかかるとは…」
と思っていただきたくないので、今回はペット(主に犬)込みのキャッシュフローについて考えます。

以前「ペットにかかる年間支出」についてお話をいたしました。
もちろん個体差はありますが、年間で犬は20万から、猫は10万からかかるとされています。これにはペット購入費、初期設備費、特別大きな病気や怪我をした場合の入院治療費は含んでいませんので、ペットの年齢や体調、環境によってはもっと高額になることも考えられます。

私はペットショップ店長として犬の販売もしておりますので、春頃になると「子供が小学校に入学するので、犬を飼うにはいい時期かなと思って…」と言われる親御さんが多いです。
確かにお子様の教育上、タイミングとしては良いと思います。
しかし、10年または15年先のライフプランまではお考えで無い方も多いようです。

この例で言えば、
10年後、お子様は高校入学時期、犬は10歳(シニア期)
ともに費用がかかる時期です。

あと3年後は、お子様が大学入学、ペットは老いが目立つ13歳に
ますます高額の出費が予想される時期となります。

こういうお話をさせて頂くと躊躇される方もおられますが、しっかり納得した上でご家族に招いていただきたいものです。

毎月数千円とか、散歩の度に100円とかのようにペット貯金をされている方がいます。またペット保険に加入し、高額になりやすいペット医療費への対策をされている方も増えています。いざという時に慌てないよう「急な出費の対策」をされることをお勧めします。

ペットの法務相談って何だ!あなたの身近に起きるトラブルを解決!

 ペットの法務相談。皆さんは、この言葉をご存知でしょうか。今回のペットにまつわるお話は、岡山で唯一ペットを専門にした法務相談をされている山中一馬さん(行政書士)にお話を伺いました。

 近年のペット人気の上昇とともに、対ペットショップ・ブリーダー・動物病院、個人間の売買、近隣住民との問題などペットに関するトラブルが相次いでいるとおっしゃる山中さん。こういったトラブルが皆さん自身に起きた時あなたなら、どうしますか? 弁護士に相談する、それも良いでしょう。ただその前に気軽に相談できる相手がいたらどうでしょうか、それが今回の法務相談です。

 行政書士は弁護士とは違い依頼者の代理人として相手方と交渉することはできませんが、トラブル回避のアドバイスや書類作成を通して適切な問題解決のサポートができます。そんな山中さんのもとには、日々ペットトラブルの相談が寄せられているそうです。「購入したペットに先天性の病気が発覚」「インターネットと見た目が違う」「リードが長すぎて道の角から飛び出した犬に驚いて、お年寄りが転倒した」など法務の立場から適切なアドバイスをしてくる頼れる存在、それが法務相談なのです。

山中一馬どうぶつ法務事務所

行政書士/愛玩動物飼養管理士/
動物法務協議会会員

山中一馬どうぶつ法務事務所

岡山市平福2-3-11

ペットトラブル相談・解決、ペットビジネス相談・サポート、各種契約書の作成、セミナーの講師や執筆活動など仕事は多岐にわたる。普段は、倉敷市笹沖にあるドッグハウス「ボーモンド」の店長としても活動中。

ご相談は、HPかメールアドレスへ
HP:http://www.office-kazu.com
(リニューアル中)
E-mail:animal-support@office-kazu.com


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