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第14回目

犬との暮らし(1)ライフサイクルを考える-2009.9.9更新-

いきなりですが、
犬の寿命はどの程度かご存知ですか?
小型・中型犬は12年〜15年、大型犬は10年程が平均とされています。
もちろん怪我や病気をせず、20年近くも長生きしているワンコも居ます。
あくまでも平均的な数字です。
しかしながら、人の寿命と比較してもかなりの差があることはお分かりだと思います。人の10年と犬の10年。年を取っていくスピードが違うことを踏まえたお話をしたいと思います。

再び質問します。
犬(小型犬とします)の1年って、人でいう何歳に値すると思いますか?
「人が80歳とすると、犬の平均寿命で割って・・・」とされていませんか?
誕生してからの犬の1年はこの計算では出ません。

犬の1年はたった1年で人の18歳前後に値すると言われています。
要するに、生後1年程で犬は大人(成犬)になるのですね。

この生後1年の期間を「成長期」と言います。
この期間は、心と体の成長はもちろんのこと、好奇心が旺盛であるので、生後半年までには基本的なしつけをきっちりすることが必要です。トイレや無駄吠え、甘噛みなどに悩まされる時期でもあります。また、食欲も波がある時期なので食事や栄養の管理も必要です。

生後1年が経過してからは、毎年約4歳ずつ歳を取るとされています。
生後1年から7年(40歳半ば)の間を「成犬期」と言い、一般的に落ち着きが出て、もっとも健康でいられる期間とされています。

8年目以降は老いが出てくる時期で「シニア期」と言います。
少しずつ体に衰えが見え始め、10年(50歳半ば)ころからは、老化が目立ってきます。高齢になればなるほど犬にも「介護」が必要とされ、愛犬の世話や費用がかかることになります。

このように、人と犬とのライフサイクルを比較し、理解をした上で家族として招いていただければ、きっとペットも幸せに思うことでしょう。これは飼い主としての責務の第一歩だと言えます。

●次回は「犬との暮らし(2)キャッシュフローを考える」を予定しています。

ペットの法務相談って何だ!あなたの身近に起きるトラブルを解決!

 ペットの法務相談。皆さんは、この言葉をご存知でしょうか。今回のペットにまつわるお話は、岡山で唯一ペットを専門にした法務相談をされている山中一馬さん(行政書士)にお話を伺いました。

 近年のペット人気の上昇とともに、対ペットショップ・ブリーダー・動物病院、個人間の売買、近隣住民との問題などペットに関するトラブルが相次いでいるとおっしゃる山中さん。こういったトラブルが皆さん自身に起きた時あなたなら、どうしますか? 弁護士に相談する、それも良いでしょう。ただその前に気軽に相談できる相手がいたらどうでしょうか、それが今回の法務相談です。

 行政書士は弁護士とは違い依頼者の代理人として相手方と交渉することはできませんが、トラブル回避のアドバイスや書類作成を通して適切な問題解決のサポートができます。そんな山中さんのもとには、日々ペットトラブルの相談が寄せられているそうです。「購入したペットに先天性の病気が発覚」「インターネットと見た目が違う」「リードが長すぎて道の角から飛び出した犬に驚いて、お年寄りが転倒した」など法務の立場から適切なアドバイスをしてくる頼れる存在、それが法務相談なのです。

山中一馬どうぶつ法務事務所

行政書士/愛玩動物飼養管理士/
動物法務協議会会員

山中一馬どうぶつ法務事務所

岡山市平福2-3-11

ペットトラブル相談・解決、ペットビジネス相談・サポート、各種契約書の作成、セミナーの講師や執筆活動など仕事は多岐にわたる。普段は、倉敷市笹沖にあるドッグハウス「ボーモンド」の店長としても活動中。

ご相談は、HPかメールアドレスへ
HP:http://www.office-kazu.com
(リニューアル中)
E-mail:animal-support@office-kazu.com


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