知っておこう!ペット可物件に住む前に-2007.11.7更新-
今現在なにかしらのペットを飼われていて、引越しのためにペット可の物件を探しておられる方、または今後ペットを飼いたいなと思っているので、入居の段階からペット可の物件にしておこうとお考えの方、おおよそどちらかのパターンではないかと思われます。
前者の方は、今居るペットの性格や特徴を考慮した物件選びが必要になってきますね。例えば、イヌであれば、大きさ、種類、特徴(よく吠えるかどうか、鳴き声の大きさ、毛が抜けるかどうかなど)が挙げられます。これがネコやフェレット、鳥類、爬虫類だと考慮するポイントは変わってきます。物件選びの段階で、大家さんまたは不動産会社さんにペットの特徴をしっかり伝えて、お互いに理解した上で手続きを進めていかなければ、あとあとトラブルになりかねませんので、よくご相談くださいね。
後者の方は、例えばお子様がおられて、小学校入学にあわせて小ぶりなイヌを飼い始めると決めているとか、入居して落ち着いたら大人しいネコを飼いたいなどのように、これからどのようなペットを飼う予定なのかをある程度は、はっきり決めておいて物件を選ばれると良いでしょう。イヌを飼う予定だということだけを伝えて入居したが、結構気性の荒いイヌを飼いたくなった場合、イヌはイヌでも大人しくて、無駄吠えがなくて…などのような飼養条件が付いていることもあるので、そのあたりの確認が必要になりますね。気性の荒いイヌの場合、断られることもあるでしょう。これもまたトラブルの原因になりかねません。
あと、皆さんに覚えていただいておきたいことがあります。ペット可のアパート・マンションだからと言って、お隣さんやご近所さんが必ずしも動物が大好きな人ばかりではないということ。イヌは好きだけど、ネコは嫌いと言われる方もおられるでしょうし、物件近くの先住者さんで動物が大嫌いな方がおられるかもしれません。地域住民への配慮は必要不可欠ですので、最低限のマナーはしっかり守って、トラブルのない地域づくりを心がけてくださいね。
ペットは家族の一員です。一度家族として招いたからには、愛情をたっぷり注いで、しっかりと飼い主としての責任をもって終生飼養に努めてください。
次回は、「最近のペットトラブル事情」をお話いたします。お楽しみに!