夏バテの原因って?-2013.8.9更新-
「バテ」と一言で片付けてしまいやすいですが、食欲低下には原因があるのは事実。多くは「水分の過剰摂取」もしくは「水分不足」です。
喉が渇いて一気に水分補給をしてしまうと、胃腸の働きが低下し、食欲がわきにくくなります。逆に水分の不足が起こると、血液濃度が増し体内循環が鈍り身体が重たく感じてしまい食欲が…。
ということですね。
相反する事ですが、要するになんでも「過ぎ」たらアウトです。
特に夏場は水分を「こまめに」かつ「適量」を摂取する意識が必要です。
「暑いからうちのワンコも食欲が落ちてねぇ…」
実は「暑いから」じゃないんです!
じゃあ沖縄のワンコは今頃食欲無くした子たちばかりでしょうか?(笑)
確かに寒暖差で体調のコントロールは難しいかもしれませんが、暑いからが理由ではありません。
そう「体内水分量」が食欲を大きく左右していることを忘れないでください!
一般に食事の摂取量が多ければ多いほど、水の必要量も増えていきます。逆に水の摂取量が十分でない場合には、脱水症状を引き起こし、食欲低下、運動量減少、発育の遅れにつながることもあります。
さらに深刻な水分不足になると、犬猫は体温調節機能を停止します。そうなると体温が急激に上昇し、死亡の危険にさらされることもあります。
また、腎炎や尿石症、熱射病にかかってしまう場合もあります。
お水は常に新鮮なものを用意し、いつでも飲めるようにしてあげてください。