災害からペットを守る(2)-2011.6.10更新-
?食事…ペットも「いつも食べている慣れた食事」というものはストレスが少ないものです。ましてや疾患などで病院から処方されている食事がある場合は食事が限定されるので神経を使います。いまやペットフードは比較的どこでも手に入りやすくなっていますが、災害によりいつもの食事が手に入らなくなるという事も考えられますよね。防災対策としてせめて3日分の食事は確保したいところ。消費期限などをまめにチェックして、定期的に交換することもお忘れなく。
?トイレ用品…排泄をさせるためのトイレシートや、猫の場合はトイレ用の砂が必要となります。もちろんふき取り用のティッシュやゴミ袋も必要。トイレのあとは匂いが残りますので、除菌消臭スプレーのご用意も。保存が利くものなので、少し多めにご用意ください。
?首輪類…首輪(ハーネス)とリードも必要。ずっとケージに閉じ込めておくことは出来ないので、定期的な運動のためには必要です。災害用につき安くて丈夫なものを予備に持っておきたいですね。
?移動用のケージ(バスケット)…このたびの震災では、これが有る無しで避難所でのペットの扱いが明暗を分けました。大きくなくて良いので、ペットが入れるサイズのキャリーケースをご用意下さい。
?個体識別に必要なデータ又は写真…万が一、迷子になった時を想定してペットの身元を確認できる物を用意しておくとよいでしょう。写真や動物病院での証明書などは出来るだけ最近のものを用意します。
最低限常備しておきたい「ペット用防災用品」を紹介しました。ついつい「あれもこれも」と思いますが、本当に必要かどうかを見極めてなるべく身軽にすることも対策の一つです。