株式会社 なんば建築工房 建築実例詳細 もてなし伝える数奇屋の家
工務店 株式会社 なんば建築工房
伝統とモダンが融和する家 その美はいつまでも色あせない
TEL.050-5871-9424
※お問い合わせの際は「ステップハウス」を見たと伝えるとスムーズです。
坪単価・価格の目安
取扱坪単価目安:75万円~120万円
最多最終坪単価目安: 85万円~95万円
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ここで紹介する家のコンセプトは「おもてなしの数寄屋空間」。伝統工法と現代建築との融合を図る「なんば建築工房」、同社が守る職人の技と自然素材の大切さが如実に表現された建物だ。
特徴が一番よく表れているのが、玄関スペース。引き込み戸の玄関扉を開けると、まず、斜め敷き(四半敷き)にした土間にその固さを和らげる自然石と北山杉の框。特に職人の手で丁寧に仕上げられた北山杉の丸太は、重々しくなりがちな対面の空間にやわらかな感じを与える。
すぐ奥に広がるのは三畳の控えの間。ここで座ってお客様を出迎える。「これこそが“おもてなしの心”。数寄屋建築といっても、表現したかったのはハードよりむしろソフトの部分。昔の家は玄関を引き分けると控え畳があり、そこでお客様を正座して迎え入れました。そんな空間を現代風にアレンジしたのです」と難波恭一郎社長は話す。
続いてお客様を招き入れる応接間は、来客の多さから、落ち着いた雰囲気を出すことに重点が置かれている。濃い色目の床材サペリは同社に数十年置かれていた原木の板に蜜蝋を塗ったもので重厚な風合い。これに、通常よりも高い幅木と面皮柱でアクセントを加えている。さらに土壁が醸し出す独特の空気は、背筋がスッと伸びるかのような落ち着きを感じさせる。自然素材の持つ力が直接肌に伝わってくるようだ。
応接室の西隣に位置する和室は、さらに自然素材が多く使われている。柾目の杉の柱や長押、琵琶床、襖の唐紙と縁の漆塗り…など、隅々にまで本物の材料が吟味され、職人の技がさりげなく光る。
すべてにおいて、押しつけがましさを感じさせないもてなしの空間。それは、かつて、日本を代表する数寄屋建築「桂離宮」で、あらゆるものの寸法を測り頭にたたき込んだという難波社長はじめ職人の技と感性が生み出した“民芸品”のような趣を呈している。
家族構成 -
土地面積 -
延床面積 -
建物工法 -
本体価格 -