株式会社 なんば建築工房　建築実例詳細　　大きな軒のある縁側で愛でる四季折々の自然

　「四季の移ろいを眺めながらいつも心地よく暮らせる家」に憧れていたＳさまが建てたのは、自然素材を豊富に用いた和モダンの平屋。周囲にはのんびりとした空気が流れる田園風景が広がり、山々を望む美しいロケーションに、自然と呼応する開放的な住まいが完成した。
　この家の主役とも言えるのが、ＬＤＫと庭を緩やかにつなぐ深い軒のある縁側。大開口の掃き出し窓は全て開け放つことができ、室内に爽やかな風と陽光を取り込める。大きく張り出した軒はこの土地の日射角度を緻密に計算して造られ、夏の強烈な日差しを遮る一方、冬は室内にポカポカ陽気が届くよう設計されており、季節を問わずいつも快適な住空間を実現。天気の良い日には縁側で日向ぼっこをしたり、心地よい風が吹き抜けるリビングで昼寝したりと、Ｓさまの暮らしに安らぎと豊かさをもたらすのに一役買っている。
　「自然と共に暮らしていることをいつも感じられるのがうれしい」とＳさま。何より、この家で子どもたちが伸び伸びと遊び、健やかに成長している姿を見られるのが一番の喜びだと目を細めていた。