株式会社 木まま　建築実例詳細　　暮らしの質を高める 内外空間のつながり

　家づくりに並々ならぬこだわりを持ち、自ら設計プランやイメージを資料に落とし込んで打ち合わせを重ねたというご夫婦。
　４年もの歳月をかけて完成した理想の平屋は、玄関から和室の書斎、ＬＤＫ、庭までの「ウチとソト」がつながり合う大空間となっている。玄関ホールと書斎が一体化した意外性のあるプランは、約20パターンを検討して完成度を追求。家に入った瞬間の心地よいインパクトに加えて、家の入口に広がりと明るさ、居場所としての多彩な使い方を生み出している。広いＬＤＫの奥には壁を挟んで回遊できる裏動線を設けて、壁一面の収納や個室、水回りを集約したバックヤードとして活用。
　効率を極めた動線や無駄をそぎ落としたデザインなど、あらゆる要望を全てカタチにした「木まま」の対応力の高さに対し、「驚きもありました」とご主人。「窓の大きさや設計、木の使い方はさすがのひと言で、内外のつながりは期待以上でした。見事な裏切りに満足感もひとしおです」と笑顔で語った。