株式会社 木まま　建築実例詳細　　高台からの眺望を楽しみ、「豊かな日常」を紡ぐ

　春は咲き誇る山桜、夏は鮮やかな新緑、秋には庭で色づく紅葉、そして冬には澄んだ空気の中で見る朝焼けの空…。高台に立つ平屋建てのＫさま邸から、四季の訪れや移ろいを感じさせる風景が遠くまで見渡せる。
　建築に造詣の深い奥さまがほれ込んだ「木まま」は、建物と庭をトータルに考えた、内と外のつながりのある家が特徴。担当の設計士とは幾度も打ち合わせをし、「どんな要望にも真摯に向き合ってくれ、満足のいく家づくりができました」と振り返る。
　無垢材や漆喰といった自然素材に包まれる室内。天井と壁の境目に張る廻り縁をあえて付けず、視覚的な広さと高い意匠を両立させた。木肌の美しい造作キッチンの背面収納を空間の間仕切りにし、奥に寝室や水回りなどのプライベート空間を配置。リビングの壁の一部にガラスを配したことで、インナーガレージに鎮座する愛車をいつでも眺められるように。
　「ソファに座って眺める景色が好き」とほほ笑むご夫婦は、自然と隣り合う暮らしの中で豊かな日常を満喫している。