株式会社 タウンハウス　建築実例詳細　　時を経て味わいが増す家

　長い間、家づくりへあふれるほどの思いをあたため続けてきたYさん。幼いころ暮らしていた昔ながらの住まいがその原点で、身近にあった味わいのある古い建材や調度品を、「いつか、自分のおうちを建てるときに使いたい」と大切に保存してきていました。自分で詳細なイラストパースを描き、それを形にしてくれるパートナーとしてYさんが選んだのがタウンハウス。見学会では「もう穴が開くほど」造作家具や塗り壁などを見て、自分好みに仕上げてくれる職人さんがいると確信してお願いをしたそうです。手持ちのレトロな部材を使うほか、タイルやノブなどは品番なども選定、ドアの塗料はみずから調色したものを持ち込むなど、限りなく具体的なイメージをそのとおりに実現してもらうという現場作業は、まさに職人さんとの2人3脚。「ずっと見られてやりにくかったでしょうが（笑）、どんなわがままも笑顔で受け入れて、一生懸命取り組んでくださいました」とYさんは感激し、現場で過ごす時間は家への愛着を深めてくれたといいます。中でもオリジナルのキッチンは、小さな花型のタイルがとてもかわいくて「ここで眠りたいぐらいお気に入り」と笑顔を輝かせます。長年の夢を叶えたYさんですが、なによりも素晴らしいのは、好みの異なるご主人や、お義母さまの意見にも真摯に耳を傾けて、みんなが満足できる家をつくりあげたこと。そしてこれからも「まだまだ手を加えたいところがいっぱい」とのことで、楽しみはいつまでも続きます。