株式会社 兵恵建設　建築実例詳細　　心静かに炎を眺める時間が 日常の何気ない幸せに

津山市北部にある山あいの集落。眺めの良い高台にМさんの祖父母が暮らす家がありました。老朽化を理由に建て替えたのは、今から16年ほど前のこと。祖父母が亡くなった後は親族共有の別邸として残し、正月や盆などの節目に集まれるよう大切に残されています。10年前に付けた薪ストーブは、寒い季節の団らんに欠かせないアイテム。世代を超えたおしゃべりに花を咲かせつつ、みんなで薪ストーブ料理を囲むのが定番だそうです。自宅でも薪ストーブを使いこなすМさんご夫婦は「ピザや焼き芋、自宅の畑で採れた野菜や鶏肉のグリルなど、薪の火だと何でも美味しくなるから不思議」と笑顔で話します。窓に映る山肌を背に炎を眺めていると、まるで森の自然にこもるような気分に。三世代で火を囲むあたたかい時間が、長い冬の何よりの楽しみです。