株式会社 森本工務店　建築実例詳細　　里山の緑に溶け込む 伝統美に満ちた安寧の家

　深く美しい緑に囲まれた里山の集落。長年この地で暮らしてきたМさま一家は、旧居から１キロ先の所有地に新居を構えた。「以前の家は築１００年近い日本家屋。慣れ親しんだ古民家の雰囲気と懸け離れず、景観になじむ家にしたいと考えた結果、迷いなく『和の家』のイメージにたどり着きました」とご主人。家づくりは本格的な日本建築を得意とする「森本工務店」に依頼。バリアフリーや収納の確保など、共に暮らす奥さまとお母さまも生活しやすい設計プランを練り上げた。
　家の内部は二間続きの和室をメインに、隣の洋間をお母さまの寝室として活用。和室と広縁に直結でき、北側にまとめた水回りや家族が過ごすＬＤＫへとスムーズに移動できる造り。１階に生活機能を集約させて、２階はご夫婦の寝室や趣味部屋などのシンプルな間取りに仕上げた。マツやスギ、ヒノキなどの天然木の心地よさ、職人が手掛けた建築意匠の美しさが家じゅうで感じられ、「心からリラックスできる」と大満足のご主人。普遍的な和の良さが、家族の安らげる住まいを形づくっている。