株式会社フォルカ　建築実例詳細　　生活を楽しみながら心地よく暮せる家

　築3年目を迎えるＮさん邸は、ご夫婦と3人のお子さま、元気いっぱいの3匹のプードルが暮らす大家族。フレンチカントリー好きという奥さまの大好きなテイストで集められたのが、どこか懐かしさを感じる家具や照明、そして温もりを感じる小物たち。その一つひとつが、漆喰の壁や、タイル、無垢の木材などの自然素材でできあがった空間に心地よく調和しています。「収納やキッチンなどは、全てオーダーメイド。一つひとつ、私の好みと担当の尾崎さんのアドバイスを盛り込んでつくり上げていきました。掃除はちょっぴり苦手なので、できるだけ簡単にする工夫も提案していただいたりして（笑）。特に、独立したパントリーは冷蔵庫もこまごまとした台所周りのものも全て隠せて大助かり。レンジフードも電動格納タイプにし、すっきりさせました」と奥さま。質感を持つ本物の家づくりをするには、建築的セオリーをきちんと理解した上でご提案をすることが大切、というのがフォルカの考え。例えば、漆喰の塗り方ひとつとってもこだわりが違います。「実際にヨーロッパの民家は煉瓦を積み上げて作ります。その上に漆喰を重ねていったら自然と下地の凸凹が現われてくるでしょう。その味わいを活かした塗り方を心がけています」と尾崎さん。また、家中のほとんどに使用した木枠の輸入サッシは、ペアガラスの間にアルゴンガスを含んだ断熱効果の高いもので、この木製サッシと蓄熱式床暖房の効果で冬の寒い日も一日中ぽかぽかだというＮさん邸。居心地のよさは、こんな快適な環境からも生まれているのでしょう。