家族が集う、ゆとりを楽しむ…平屋暮らしの魅力
ムダなく配置された空間やワンフロアならではの暮らしやすさなどから、注目度アップ中の平屋。ここでは、そんな平屋のポイントを読み解いていく。ぜひ参考にしてみて。
平屋暮らしの魅力
●家族が集う住まい
ワンフロアなので、リビングスペースやプライベートスペースの距離が近く、いつでも家族の気配や温もりを感じながら暮らせる。
●内と外のつながり
庭と一体感のあるリビングやセンターコートなどで、屋外空間とのつながりを感じられる住まいに。自然の緑や風を取り込む暮らしを楽しめる。
●快適・安心な動線
上下移動がないので、家事や生活の動線が快適。小さな子どもたちや高齢者にも、階段から落ちるなどの家庭内事故の心配がない。
●効率的な空間
階段がない分、リビングにゆとりができたり、間取りをコンパクトにまとめ収納を増やしたりなど、空間を有効活用できる。
●耐震性
2階がないため、上部の重量が軽く、台風や地震などの影響を受けにくい。
ここで挙げたような「家族のコミュニケーション」や「ゆとりある暮らし」に魅かれるなら、平屋という選択はかなり魅力的。また、上下階の移動がないため、将来にわたり快適に暮らせるのも特徴。すべての空間が1階にあるので、子どもたちが独立したら使わなくなるという無駄なスペースもなし。家族の成長や将来の暮らし方の変化をイメージしながら、検討してみるのがおススメ。
プランのポイントは?
もちろんメリットばかりではなく、平屋ならではのネックもある。プランを検討するときには、様々な角度から暮らしをイメージし、デメリットが隠れていないかもチェックしておきたい。
自分たちが暮らす上でのメリットやデメリットが見えてきたら、どんな間取りにすればよいのかもわかってくる。2階がない平屋は間取りの自由度が高いので、自分たちにとってのデメリットの解決策はたくさんある。思いを住宅会社に伝えて相談すれば、プロの目線から提案してくれるので、カタチをどうしたいかよりも「何を希望しているのか」「どんな問題を感じているのか」を具体的にしておこう。
~ケーススタディ~
●間取りを考えていくと、建物の中心部に直接光の当たらない空間ができた
→(例)天窓やハイサイド窓を設ける
欄間やガラス入りの建具で光を拡散させる
ワンポイント
家の中心寄りの空間など、光が直接入りにくいところにも、 上記のような工夫で光を取り入れることができる。
●間取りにこだわった結果、空間が細かく仕切られて壁が多くなった。風通しが悪くなりそう
→(例)周辺環境に合わせた建物配置にする。
風の流れを遮らないように間取りを配置する
ワンポイント
リビングに大きな窓を設けても、間取りが複雑で壁が多くなっていたりすると、通風が十分でなくなる場合がある。家の中を風が抜けるように間取りを配置したり、高窓や地窓を設けるのもよい。
気になるQ&A
Q.将来ライフスタイルが変わったとき、2階建に増築できる?
A.基本的には可能
柱を補強するなどの必要な措置を講じた上で、可能な場合が多い。ただし、3階建は基礎部分のつくりが大きく異なるため、基本的にはできないので注意。
Q.狭小地でも建てられる?
A.プランの工夫で対応できる
2階がない分、必要な空間を配置するために基本的には広い土地が必要。けれど、狭い土地でも、中2階や一部2階建を設けるなどの設計の工夫で解決可能。土地に合わせた様々なプランが考えられるので、あきらめず、まずは住宅会社に相談してみよう。
自分達に合ったプランをカタチにしよう
今と将来のライフスタイルの変化や、建てる土地にあったプランニングなどをしっかりと練ることが大切。まずは住宅会社に気軽に相談してみよう。
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