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岡山の家づくり大調査 先輩100人から見える年収や自己資金

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家づくりのあれこれ
これから家づくりを始める方にとっては、あれこれ不安や疑問がつきもの。そこで頼りになるのは家づくりの先輩たちの声。岡山で家づくりを実現した先輩たちの声を編集部が独自調査。ぜひ参考にしてみて。
※「家づくり学校 岡山校」を利用して家を建てた方を対象に調査
 

Q1.計画の内容は?

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土地+新築が約半数。新築以外の選択肢を選んだ方も
土地を購入して注文住宅を建てた方が最も多かった。一方で、新築を検討していたが、利便性や予算面を優先し、中古住宅や中古マンションを購入してリノベーションするという選択肢を選ばれた方や、実家をリフォームまたは建て替えて二世帯住宅にすることを選んだ方も。新築だけではなく、無理のない予算や将来設計をふまえて、様々な選択肢から最適な計画を検討するのが最近の傾向のようだ。
 

Q2.家づくりを始めたきっかけは?

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「家賃がもったいない」と考える人が最も多く半数以上
「このまま高い家賃を払い続けるより、どうせ払うなら早めにマイホームを建てて住宅ローンを返済した方がいい」と考える方が53%と最も多い。次いで多いのが「子ども」に関すること。「子どもの進学」と回答した方の中には、「子どものために早めに学区を決めてあげたい」と幼稚園入園のタイミングで検討を始めた方も。また、「住まいが手狭」と答えた方からは「子どもが生まれて物が増え、狭いと感じるようになった」「賃貸では近所に気兼ねもあるので、早く家を建てて子どもをのびのびと遊ばせてやりたい」との声も多く聞かれた。
 

Q3.どのくらい前から計画し始めた?

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早めの検討開始でじっくり時間をかける傾向に
実際に住宅会社を検討するまではいかなくても、自分なりに情報収集したり友達の話を聞いたりと、実現の数年前から少しずつ家づくりの準備を進めていたという方が多い。早めの動き出しでしっかりと知識を身に付けることで後悔のない選択ができたとの声もあった。
 

Q4.何で情報収集した?

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ビジュアルイメージは住宅雑誌で。HP、「口コミ」という結果も
情報源には事欠かない時代。多くの方が様々なツールを並行して活用し、目的に合わせて情報収集しているようだ。「知人・友人の話」といった口コミ情報では、実際に家を建てた先輩の成功・失敗例や住宅会社の生の情報などが役立ったとする意見も多かった。
 

Q5.検討から完成、引渡までの期間は?

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平均期間は13.6ヶ月。
土地からの場合は長期になる傾向も

工事期間は会社や工法等で異なるが平均して約4ヶ月。早い方では1ヶ月の検討で会社を決め、5、6ヶ月で完成という場合もあるが、会社検討から約1年程が平均。土地から購入する場合は所有地がある方に比べて時間がかかる傾向が。思うような土地が見つかるまで探した結果、2、3年かかったという事例も少なくない。
 

Q6.家を建てた時の年齢は?

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平均年齢は34.5歳。20、30代の子育て世代が大多数
やはり多いのは、小学校入学前の小さな子どもを持つ20代、30代の子育て世代。家族構成(子どもの数)や将来設計(自分たちの仕事や子どもの教育計画について)がある程度見えてきて、家づくりにかけられる予算や必要な部屋数などが明確になったタイミングで建てる方が多いようだ。
 

Q7.世帯の年収は?

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平均年収は485.1万円。400~500万円台が最も多い
共働き世帯も多く、世帯収入は増加傾向。とはいえ、特に堅実層は夫婦の収入を合算せず、あえてご主人のみの収入で無理なく返済できる資金計画を立てているようだ。
 

Q8.自己資金はいくら準備した?

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200万円までが36%、1000万円超が20%と二極化傾向
住宅ローン金利の低水準が続いていることもあり、自己資金として貯金を出したり、貯金が貯まるのを待つよりも借りた方が税制優遇などの面からもお得、と考える傾向も。一方で、住宅ローンは極力利用したくないと1000万円以上の自己資金を準備している方も多かった。
 

Q9.建物費用は?

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平均建築費用は2290万円。土地ありは建物費が上がる傾向も
建物のみの費用は2000~2500万円までという方が最も多く約半数。土地代金も含めて3000万円前後というのが子育て世代の平均的な予算のようだ。一方、所有地がある方の建物費用の平均は2500万円程と、土地から購入する方に比べて建物費用は高めになる傾向が見られる。

家の広さはどのくらい?
岡山県で2015年に新築された住宅の平均面積は、約121㎡(36.6坪)。ちなみに分譲住宅の場合は、注文住宅に比べてやや小さく、平均約99㎡(29.9坪)となっている。
(国土交通省「平成27年度住宅着工統計」より算出)
 

Q10.援助はしてもらった?

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約半数が「援助を受けた」と回答
計画途中での申し出、相談も多い

事前に親から申し出を受けていた方も多いが、計画当初は援助資金のことを考えていなかったけれど、計画が具体的に進むにつれて予算オーバーなどもあり、援助を頼む・受けることになったという方も多かった。「自分たちの無理のない借入額を考えたら、希望の家は建てられないと分かり、早めに親に相談。両方の親から援助を受けられたおかげで納得の家づくりができた」との声も聞かれた。家づくりは一生に一度の大きな買い物。援助を受ける受けないに関わらず、親には必ず相談しておきたい。

住宅ローンの年間返済額はどのくらい?
全国平均(注文住宅の場合)は133.7万円、世帯収入に占める返済負担率は21.8%。
返済期間は35年以上が最も多く、全国で64.7%。全国平均(注文住宅の場合)は30.8年となっている。(国土交通省「平成27年度住宅市場動向調査」より)
 

Q11.会社決定までに検討した社数は?

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平均3.4社。要望、予算に合う会社を絞り込んで検討している
この数字はあくまでも検討した会社の数。モデルハウスや見学会を見に行った、資料請求しただけの会社は含まれていない。気になる会社の資料や建物を見た結果、「ここは!」と思う会社を数社に絞り込み、どこがより自分たちの要望や予算を叶えてくれるかをじっくり比較検討している傾向が見られる。
 

Q12.会社選びで重視したことは?(複数回答)

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最大の関心事は「住宅性能」「住み心地」や「省エネ性」を重視
国の家づくりの方向性に乗って、消費者の間でも「住宅性能」の重要性が日々高まっている。高断熱・高気密による冬暖かく夏涼しい住まい、ランニングコストがかからない住まい、結露や空気の汚れがなく家族が健康に暮らせる住まいにしたい、という声が多く聞かれた。
 

Q13.会社を選んだ決め手は?(複数回答)

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最終的な決め手は「人柄」
“信頼できる”かどうかが決め手に

社長やスタッフの家づくりの姿勢やプロとしての説得力、親身な対応に「必ずいい家を建ててくれると信じられた」という意見が多く聞かれた。「現場見学で大工や現場監督の高い技術力や丁寧な仕事ぶりを確かめられ安心できた」といった声もあった。建ててからも長い付き合いが続く会社選び。信頼関係が重要な鍵となる。
 

Q14.家づくりでこだわったポイントは?(複数回答)

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「間取り」が8割。収納、家事動線…要望は様々
圧倒的に多いのが「間取り」のこと。「家事が楽な間取りに」「子どもが走り回れる様に」など、家族の数だけこだわりがある。また、「建材・自然素材」では、無垢床や珪藻土の壁にしたいといった希望の他に、「後々メンテナンスのあまりかからない屋根・外壁材にしたい」といった、将来をふまえた要望を出された方も多かった。
 

Q15.家づくりを振り返って大変だったことは?(複数回答)

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最も多かったのが「夫婦での話し合い」の大変さ
家づくりは決断の連続。求めるイメージが違い「夫婦喧嘩が増えた」という意見も。一方「家づくりを機に初めて真剣に家族の将来について話し合えた」「大変だった分、夫婦の絆も深まった」という声もあった。土地探しに苦労したという声も多かったが、「その分、考える時間がとれ、納得の家づくりができた」という意見もあった。
 

家づくりは家族のこれからを見つめること

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家は家族がこれからの人生を過ごす大切な場所。妥協することなく話し合い、納得できるものを探し求めていく過程は大変だけれど、それが“家族の絆”をいっそう深めてくれる。家づくりは「家族づくり」でもあるのだ。

 

ここまで見てきた先輩たちのデータを参考にしながら、自分たちに合ったマイホームの計画を立ててみて。岡山の頼れる工務店をまずはチェック。住まいの実例を見ながらイメージを膨らませよう。気になる工務店を何社かリストアップしたら、気軽に資料請求を。その会社の家づくりがよくわかるパンフレットやカタログなどを送付してくれるので、ゆっくり比較検討しよう。

こちらでチェック>>岡山のおすすめ工務店一覧(ステップハウス.JP)

また「家づくり学校」では基本知識を伝えた後、住宅会社の見極め方を伝授、
あなたにぴったりの会社を提案・紹介している。活用して後悔のない家づくりをしていこう。

 

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