見学のコツを学んで、モデルハウスを見学に行こう
住宅会社それぞれの、こだわりの間取りや素材、デザインを自由に見学したい。そんな想いに応えてくれるのが、モデルハウス。ただ単に見て回るのでは「なんとなく」で終わってしまう。ポイントをおさえてチェックすることで、しっかりと参考にすることができる。そんな見学のポイントを解説。岡山のモデルハウス見学会情報へのリンクもあり。ぜひ実際にチェックしてみて。
「モデルハウス」とは?
モデルハウスには、いくつかの種類がある。主なタイプは下記の通り。
どれも理想の住まいづくりに役立つので、積極的に見に行こう。
●総合住宅展示場……ある程度まとまった敷地に、複数の会社のモデルハウスが建てられているもの。
一度に見て回れるので、比較検討しやすい。
●モデルハウス(単独展示場)………1社が単独で運営しているもの。実際の住まいと同様のサイズであることが多い。
●分譲モデルハウス…分譲地などに建築され、見学だけでなく購入も可能なもの。
常時見学可能かどうかや予約の要・不要などは、それぞれ異なるので、見学前にチェックしよう。
モデルハウスの
魅力 その1 見て・触れて実際に体感できる!
実際の住宅を見学できるので、イメージをふくらませたり、
希望しているものの良し悪しを確かめたりできる。
魅力 その2 プランの参考になるアイデアを収集!
間取りや動線、仕様や設備など、自分たちの家づくりに生かせる実践的な情報を得られる。
魅力 その3 スタッフや想いが分かる!
現地ではスタッフが案内してくれるので、人柄にも触れられる。
住宅会社の特徴や得意分野、価格の相場などもわかる。
見学までの流れ
1.予約
予約の要・不要を確認
見学に行きたいモデルハウスを見つけたら、見学可能な曜日・時間と予約が必要かどうかを、まずは確認しよう。
午前中がねらい目?
土日曜は混みあいがち。午前中は比較的空いていることが多いので、早めに出かけるとスムーズかも。定休日などの確認をお忘れなく。
2.出発
動きやすい服装で
室内のあちこちを歩き回るので、動きやすい格好がおすすめ。ただしラフすぎる格好は避けよう。空調の効き具合などにあわせて簡単に脱いだり羽織ったりできるような服装がベター。
3.来場
アンケート記入は任意でOK
受付ではアンケート記入があることが多い。希望条件などを記入しておけば、より具体的な説明を受けられる。初めての見学や、まだはっきりと考えていないなど記入を遠慮したい場合は、そう伝えれば問題ない。
4.見学
質問は遠慮なく
現地にスタッフがいて、直接聞けるのがモデルハウス見学のメリット。疑問や気になることがあれば、どんどん聞こう。
魅力 その1 見て・触れて 実際に体感できる!
実物を見られるのが、なんといっても最大のポイント。自分の目で見て触れることで、住宅雑誌やホームページの情報とはまた違った、自分たちならではの知識や発見を得られる。
間取りや動線を確認
設備は触ってみよう
図面や写真だけではわからない、空間の広さや高さ、使い勝手などを隅々までチェック。日々の暮らしをイメージしながら、キッチンなどの設備にも触れてみよう。
宿泊可能なものも!
宿泊体験可能なモデルハウスもあり、家族で利用すると実際の暮らしをイメージしやすい。住宅会社のHPなどでチェックし、ぜひ利用してみて。
point.1 希望している空間に実際に立ってみよう
高い天井や吹き抜けなどの思い描いている空間に立ったり、検討している素材に触れたりしてみよう。他の選択肢との出会いも楽しんで。
point.2 重視したいものを優先的にチェック
住まいのチェックポイントは、細かく挙げれば無数にある。部屋の広さや配置など基本的な点をおさえながら、自分たちの優先事項をチェックしよう。
point.3 配置を見て、動いてみて動線を確認
キッチンと水周りの配置など、家事動線や生活動線は、実際に移動してみて、生活のシーンや家事をイメージしながら体感してみよう。
魅力 その2 プランの参考になるアイデアを収集!
空間ごとのチェックのポイント
ここでは見学時の基本的なチェックポイントをピックアップして紹介。自分たちならではの目線も加えて、くまなく見ていこう。
リビング
理想のリビングをイメージしながら、広さや空気感を体感しよう。現し梁や窓の大きさなど、注目しているものの長所・短所もぜひ聞いてみよう。
バスルーム
浴槽は女性が足を伸ばして入れるくらいが理想的。二世帯同居なら、洗い場から浴槽へ入る高さ、手すりや滑り止めの設置などもチェックしよう。
寝室
遮音性や空気環境、湿気対策など、快適さをチェック。収納は扉を開けて確認しよう。
キッチン
シンクの前に立って全体のイメージをつかみ、使いやすさも体感してみよう。水廻りなどへの動線も確かめてみて。
その他
自分たちの暮らしやすい住まいをイメージするため、収納や階段なども参考にしよう。
洗面室
設備をチェックし、自分たちのライフスタイルにどんなものが必要かイメージしよう。洗面台の高さも要チェック。
玄関
上がり框の段差や収納の量、廊下の幅など、暮らしやすさにはどのくらいが良いか見ていこう。
素材・構造
素材の風合いや空気感をチェック。構造や性能といった目に見えない部分も重要。スタッフに説明してもらおう。
魅力 その3 スタッフや想いが分かる!
モデルハウスは、住まいのイメージづくりの場であるだけでなく、会社やスタッフの顔が見えるのも大きなポイント。質問や相談をする中で、姿勢や相性がわかってくる。しっかり見学するのはもちろん、どんどんスタッフと話してみよう。
基本構造
快適な住まいを実現するには、間取りや動線だけでなく、基本的な構造の良し悪しが重要。断熱性・耐震性などへの取り組みや知識をしっかり聞いてみよう
施工力
部屋の四隅をチェックし、丁寧で綺麗と感じられれば、施工力に間違いはない。逆の場合は、要注意
得意分野、相性
実例を見て、デザインなどの特徴や得意分野を把握しよう。話しやすいかどうかなど、スタッフとの相性も大切な要素
最終的な決め手は「人」
家を建てるときは、土地探しやプランニング、資金計画など、何回も担当者と打ち合わせをしていくもの。そのため「この人なら希望に応えてくれそう」というパートナーとの出会いが、成功のカギを握る。「仕様や工法も重要だけれど、最終的には担当者の人柄で決めた」という先輩も多い。しっかりと見極め、信頼できるパートナーと出会おう。
モデルハウス見学のポイント
希望の要望をまとめておこう
1日に見学するのは、時間や体力を考慮すると3棟までがベスト。あらかじめ建てたい家のイメージをまとめ、気になる住宅会社はチェックして、見学先を絞り込んでおこう
見たいポイントを決めて出かけよう
「間取り」や「動線」、こだわりたい空間など、「ここを見る」という目的を決めて見学しよう。モデルハウスごとの違いが見えてきて、比較しやすくなる
家族全員での見学がおすすめ
できるだけ家族そろって見学にいこう。早い段階で理想のイメージを共有しておくことで、家づくりをスタートしてからの計画変更などを防ぐことにつながる
トータルコストをしっかり聞いておこう
家にかかるお金は、建物の本体価格だけではない。地盤改良や建築申請費用、カーテンやエアコン、住宅設備など、トータルするとどれくらいになるのかをしっかり聞こう
メジャーかデジカメがあると便利
キッチンの仕様や高さ、収納の大きさなど気になった点をメジャーで測っておくと、実際にプランを考える際に役立つ。許可を得てから、写真に撮っておくのも有効
帰宅後は早めに情報を整理しよう
見学から帰ってきたら、もらったパンフレットや自分のメモなどを整理し、忘れないうちに印象や気になった点をまとめておこう。家族で話し合い、意見をまとめておくことも大切
>>岡山の注文住宅のモデルハウス見学会情報はこちら(ステップハウス.JP 随時更新中)
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