愛犬同伴の旅行(2)「基本的な指示に従えるワンコに育てよう」-2012.6.8更新-
もっと肩の力を抜いて身近で基本的なしつけをしっかりとしていれば、きっと楽しい旅行が出来る事でしょう。
では、その「身近で基本的なしつけ」とは何か。
「おすわり」「待て」「伏せ」「来い」の動作を制御する指示と、排泄に関する指示だけなんです。
「えっ?その程度ならうちの子いつもしているけど」とお思いでしょう。
そうなんです。何も特別に難しいことを必要としているわけではないんです。
ただ、この指示は「いつでも・どこでも」出来なければなりません。慣れた環境から逸脱しても指示に従うことが出来るという訓練が必要です。
排泄の指示というのは、例えば人が集まる場所や建物に入る時、車や電車などの交通機関を利用するときなど「今ここで排泄をさせておきたい」というときに排泄の指示で出来れば大変便利です。
では排泄を指示通りに出来るようになるにはどうすればよいか。これもまた難しく考えないでいただきたいのです。
愛犬が排泄をしている時もしくはしそうなときに、
「おしっこー」「しっしー」とか「うんちー」と指示語を出して、排泄が終わったときにしっかり褒めてやってください。
その繰り返しです。
慣れない環境下で普段出来ている指示に従えるということ。
これは飼い主と愛犬の関係が密にならなければ難しいことです。
たくさんの指示に従える必要はありません。「基本的な指示」と「排泄の指示」これがマスター出来れば愛犬との素敵な旅行が待ってますよ!