Loading...
ステップハウス トップ注文住宅岡山の注文住宅ペットの法務相談 > 第38回 犬の去勢と避妊(2)「オスの去勢」
第38回目

犬の去勢と避妊(2)「オスの去勢」-2011.9.9更新-

今月は「オス犬の去勢」についてお話をいたします。
そもそも「去勢」って何?それはですね。「左右の精巣を取り生殖機能をなくすこと」なんです。手術の前には事前に検査を行い、体調や体力が手術に耐えられるか判断したうえで全身麻酔を行います。手術にかかる所要時間は30分ほど。特殊な手術にならない限り、メスより切る範囲が狭いので、時間も費用も少なくできるのが一般的です。一般的には日帰りで帰宅できるケースが多いようです。去勢手術にかかる費用は、犬種や精巣の状態などにより異なりますが、だいたい2万円前後の所が多いようです。たまにですが「停留睾丸」(睾丸が体内奥にとどまり本来の位置に降りてこないこと)の子がいます。こういう場合も、将来的な疾病予防のため去勢手術をする方も増えているようですね。まずは獣医師にご相談ください。
最後に去勢のメリット・デメリットご紹介します。

【メリット】
◎ 精巣や性ホルモンにかかわる病気の予防
→精巣腫瘍、前立腺肥大など
◎ マーキングの予防・改善
オスの場合、これに悩んでいる飼い主さんも多いのでは!?
◎ 予定外の妊娠を防止
→同環境内にメスがいる場合はオスを去勢する飼い主さんが多いようです。
【デメリット】
× 太りやすくなる
→ホルモンバランスが崩れるので、食事制限が必要になる場合が多いです。
× 性格が変化する
→これに関しては必ずしもデメリットとは言えず、凶暴だった性格が穏やかになることも少なくありません。

次回は「メスの避妊手術」についてです。

ペットの法務相談って何だ!あなたの身近に起きるトラブルを解決!

 ペットの法務相談。皆さんは、この言葉をご存知でしょうか。今回のペットにまつわるお話は、岡山で唯一ペットを専門にした法務相談をされている山中一馬さん(行政書士)にお話を伺いました。

 近年のペット人気の上昇とともに、対ペットショップ・ブリーダー・動物病院、個人間の売買、近隣住民との問題などペットに関するトラブルが相次いでいるとおっしゃる山中さん。こういったトラブルが皆さん自身に起きた時あなたなら、どうしますか? 弁護士に相談する、それも良いでしょう。ただその前に気軽に相談できる相手がいたらどうでしょうか、それが今回の法務相談です。

 行政書士は弁護士とは違い依頼者の代理人として相手方と交渉することはできませんが、トラブル回避のアドバイスや書類作成を通して適切な問題解決のサポートができます。そんな山中さんのもとには、日々ペットトラブルの相談が寄せられているそうです。「購入したペットに先天性の病気が発覚」「インターネットと見た目が違う」「リードが長すぎて道の角から飛び出した犬に驚いて、お年寄りが転倒した」など法務の立場から適切なアドバイスをしてくる頼れる存在、それが法務相談なのです。

山中一馬どうぶつ法務事務所

行政書士/愛玩動物飼養管理士/
動物法務協議会会員

山中一馬どうぶつ法務事務所

岡山市平福2-3-11

ペットトラブル相談・解決、ペットビジネス相談・サポート、各種契約書の作成、セミナーの講師や執筆活動など仕事は多岐にわたる。普段は、倉敷市笹沖にあるドッグハウス「ボーモンド」の店長としても活動中。

ご相談は、HPかメールアドレスへ
HP:http://www.office-kazu.com
(リニューアル中)
E-mail:animal-support@office-kazu.com


記事一覧