Loading...

売買・分譲 住まいの基礎知識 6 戸建て住宅のセキュリティは?

家づくりの基礎知識

戸建て住宅のセキュリティは?

トップページ

サムターン回しやピッキングなど何かと物騒な世の中。マイホームを建てるときには、防犯対策もしっかり取っておきたいものです。防犯設備の中には、後付けが難しいものもあるので、何を採用するか事前にリストアップしておくとよいでしょう。

ピッキング対策

現在、もっともピッキング被害の出ているのはディスクシリンダー。防犯性が高いのは、内筒と外筒を上ピン・下ピンで制御するピンシリンダー、回転式ディスクシリンダーとロッキングバー方式を組み合わせたロータリーシリンダー、ピンシリンダーの構造をさらに精密にしたディンプルキーです。主錠と補助錠の2ロックにするのがベター。


ディンプルキーは、専用キー以外のキーはもちろん、工具やドリルも差し込めない構造が特徴(*写真左/協力:トヨタホーム)
強靱な中間膜を挟んだ複層ガラスの構造図(*写真右/協力:住友林業)

ピッキング対策
ガラス破り対策

断熱性に優れた複層ガラス(ペアガラス)が防犯にも有効。壊すには、通常のガラスの倍以上の時間が必要だそうです。防犯フィルムを貼るのも一案。引き違い窓には、クレセント錠以外にサブロックをつけるのを忘れずに。


複層ガラスは、工具などを使ってもなかなか割れないのが特徴
(協力:セキスイハイム)

ガラス破り対策
こじ開け対策

玄関ドアのこじ開け防止には、カードエッジ、煙返しが有効。窓は、雨戸やシャッターを装備することで防犯性が高まります。面格子も効果的。

侵入者・不審者対策

訪問者を映像と音声で確認できるテレビドアホンが一般的。最近は、録画機能が付いたものも出ています。人の接近を感知するセンサーライトや点滅して不審者を威嚇するフラッシュライト、暗くなると自動点灯する自動点滅器を設置して、相乗効果を狙いましょう。


人感センサーで光るセンサーライト(*写真左/協力:住友林業)
室内から来客を確認できるテレビドアホンの親機(写真中央)と子機(*写真左/協力:住友林業))

侵入者・不審者対策