早川木材 株式会社　建築実例詳細　　季節を感じる和の空間で　茶の湯を楽しむ日々

　ご主人の定年を機に熊本県から故郷に戻り、実家の土地に新居を構えたＨさんご夫婦。念願だった和風建築の住まいには、茶道をたしなむ奥さまのこだわりが詰まった茶室が設けられています。庭に面した和室には炉を切り、横の水屋は茶事の準備ができる本格仕様に。家づくりは、ナチュラルテイストから和風建築まで幅広く手掛ける「早川木材」に依頼し、暮らしの中になじむ理想的な茶の湯空間を追求していきました。
　生活の場と和室を分けて、玄関を中心に各部屋へ行き来しやすい間取りを確保。奥側の和室は、お子さんやお孫さんが集まるときの客室にも便利です。「茶道の型を念頭に入れて、動線や寸法、建具の素材まで整えました」と話す奥さまは、時折友人を招いて茶会を開くことも。お茶をもてなす時間が、丁寧に暮らすことの大切さを教えてくれます。