株式会社 プランサーバー　建築実例詳細　　快適で機能的な家

　Sさん邸の最大の特長は、家の中心である1階の中心に位置する開放的なLDK空間。中心に設置されたハンモックで子どもたちが遊び、疲れたら和室でお昼寝タイム。その様子を奥さまは、キッチンで料理をしながら見守ることができる。「高気密・高断熱」だからこそ実現できた、確かな住宅性能に裏づけされた快適な空間で、子どもたちはのびのびと過ごしている。この家の壁の断熱材は、厚さが20センチもあり、窓の周りを確認すると厚さが実感できる。建材で気密や断熱を高めるだけでなく、空気の流れや採光・遮光など、長年蓄積した多くのノウハウを組み合わせて快適な省エネ住宅を実現している。結果として１階はリビングとキッチン・和室だけでも20畳を超える広さに対しエアコンは８畳用が１台のみで、快適な室温を保つことができている。
　もう一つの特長は「便利でスッキリ」。造作家具を除けば、収納目的の置き家具は視界からほぼ見当たらない。それもそのはず、収納スペースを合計するとリビングよりも広い。各部屋に用途に合わせた収納を設け、使用頻度の多い物は手近な場所に片付けることができる。シューズインクローゼットは靴だけでなく、ベビーカーや三輪車も収まる十分な広さだ。2つの子ども部屋もそれぞれ１畳半相当のクローゼットがあり、家族の成長に伴う荷物の増加を見越した余裕がある。各収納内に備え付けた棚は、全て高さが変更可能で、収納物に合わせて細かく調節できる優れモノだ。リビングや２階にある室内物干しの吊り金具も、使用しないときは簡単に外せる「スッキリ」構造だ。
　また奥さまの毎日の家事が楽になる仕掛けもある。例えば洗面脱衣室とトイレ前の廊下のドアをそれぞれ開けると、ホワイトボート付きの壁面や小さな収納スペースを中心に、リビング・キッチン・洗面脱衣室が回遊できる構造になっている。料理や洗濯、子どもの入浴など、複数の家事を効率的にこなす工夫がなされているので、毎日の生活がより快適なものになるに違いない。