株式会社 セントテ　建築実例詳細　　手になじむうつわのように 「ちょうどいい」が心地よい。

大きくなくていい、 自分たちの暮らしの サイズに合った家

　民藝品や焼きもののうつわなど、長く愛着のもてる手仕事のものを好んで集めてきていたＮさんご夫婦。住まいもそうした品々に通じる上質な味わいを求め、「セントテ」の家に出会いました。
　線路脇の分譲地の一画に建てたのは、28坪ほどのほぼ正方形の平屋。住まいの真ん中に家族の集うリビングを置き、そこからキッチンや寝室など全ての空間を直につなげています。空間ごとの仕切りも緩やかで、壁の上部が抜けていたり、将来必要に応じて建具を入れられるようにしていたり。壁付けキッチンとリビングの間にはお気に入りの民藝品を飾る棚を設けて、ギャラリーコーナー兼間仕切りとしました。南面を横に貫く細長い出窓が、この地ならではの線路の風景を切り取り、飾らないけれども豊かさの感じられる空間をつくり出しています。