株式会社 木絆　建築実例詳細　　端正なしつらいと 風景を味わう贅沢

　のどかな郊外に開かれた分譲地の最南列の角地。麦の穂がそよぐ田の向こう、周囲の家々より低くゆったりと屋根を伸ばした平屋は、遠くからでも目を引く。
　魅力はなんといっても南側の眺望。リビングには天井までの全開口サッシと「木絆」オリジナルの格子建具、ダイニングには大きなピクチャーウインドウを設け、のびやかな風景を室内に取り込む。サニタリーや洗面、ＷＩＣを並べた家事動線には贅沢な広さを確保し、北側にはご主人の趣味であるサーフィン専用ルームも設けた。
　高い美意識の持ち主であるご主人は、玄関土間には天然石、床の見切り材は真ちゅう製と、各所に上質な素材をセレクト。その思いに「木絆」スタッフも全力で応え、壁の幅に合わせてサッシを特注にするなど、細部まですっきりとした納まりを追求した。性能面では、自然な空気の流れを利用して家全体の温度を柔らかくコントロールする「パッシブ冷暖」を採用。格子戸から入る優しい光と風が、住まいの豊かさをいっそう高めてくれる。